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今週のアルバム10選
失恋船長 (2020-02-03 18:14:53)
『思い出の北欧メタル100選その⑦』後半


⑥AXEWITCH 『The Lord Of Flies』
NWOBHM仕込みの強直サウンドが売りのスウェーデンのバンド
とにかく懐かしい空気が満載だ。
売れる音ではないが、この不愛想な空気がたまらなく好きですね


⑦Baltimoore『There's No Danger On The Roof』
名曲My Blue Moonが収録されている北欧ハードポップバンドの1st。
フックに富んだロマン溢れる哀愁のメロディの数々、メロディ派ならマストな一枚と言えるでしょう
ギターも自己主張を怠っていないのがハードサウンドファンにとってはありがたい


⑧Spellbound『Rockin Reckless』
ラフでワイルドさも加味させた北欧スタイルは実に垢抜けていた。
耳なじみの良さと適度なハードエッジ、メジャー感も程々に小慣れてた印象が強い。
絶妙なところを突いたサウンドだった。

⑨GEISHA 『Phantasmagoria』
1987年にリリースされた、おそらく1st。
出オチ感満載のバンド名にジャケットを前に購買意欲を削がれるのだが、
意外としっかりとしたハードサウンドを披露している。
適度にハードでアメリカンなマイルドさ、もっとクサレを期待していただけに
期待を裏切られた感はあるのだが(笑)
裏ジャケに映るメンバーを見て、表ジャケの絵に描かれている真ん中の奴が
実写でいたことに笑ってしまった。
それを確認するためだけでも手に取って欲しい。


⑩Keen Hue『Ogre King』
エボニー傘下Criminal Response Recordsからリリースされた1st
北欧産の色気のないマイナーバンド。
しかし、その力強さと北欧らしい冷気を帯びたメロディ大好きですねぇ。
このイモ臭さに鼻腔も擽られますなぁ。
クラウス・マイネを意識した歌声、時折ハモるツインリード、ギラリと光る瞬間にグッときますよ。
今作のリリースは1985年。二枚目を1993年にリリース、国内盤も出た実績あり、音楽性も洗練されたものに変更。
適切な成長と呼べる代物なんだが、個人的には、このマイナー臭とあやしい演奏の今作が好きだ。
そして2019年にAOR HEAVENから復活作をリリースするとは夢にも思わなんだ。

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