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今週のアルバム10選
失恋船長 (2020-02-03 13:15:56)
『思い出の北欧メタル100選その⑦』前半


①F.K.U. 『Metal Moshing Mad』
スウェーデン産のスラッシュメタル。オリジナルは1999年リリースだが
2007年に再発されたアルバムのジャケットが面白い。
ホラー映画の主要キャラクターが勢揃いに笑えた。
そのコンセプトを生かした曲を作っているらしいが、血生臭いサウンドではない
北欧というよりはベイエリアと言えるクランチーさが気持ちよい。
こういう音を2000年を目前にして出していたバンドがあったことが嬉しいよね。


②Blind Orphans『Blind Leading The Blind』
北欧産のプログレ叙情派ハードサウンドを奏でる幻のバンド
泣かせのメロディとロマン溢れる場面展開
胸を締め付ける美旋律と甘口ばかりじゃないでハードさも完備しているのが凄い
良く歌うギターとクラシカルなアレンジも絶妙に絡み合い
至高のメロディックサウンドを奏でている

③SPEEDTRAP『Powerdose』
フィンランド産の暴走スピードHM/HRバンドの1st
基本は前掛かり気味のスピードメタルなのだが
リフ・ソロ・リズムと工夫を凝らしており
視聴感の満足度は相当に高い

④RIFF RAFF 『ROBOT STUD』
NWOBHMの影響も大なフィンランドのバンド
どこかいなたいラフなロックサウンドと哀愁美が程よくマッチ
荒さの中にある儚さに惹かれますね
塩っ辛いおっさん声も懐かしいわ


⑤SIX FEET UNDER『SIX FEET UNDER』
スウェーデンのディープパープルなどと呼ばれたバンド
あそこまで本格的ともいえないが
バラエティの豊かな楽曲の多さはいい意味での守備範囲の広さを感じさせ
単なるマイナーバンドでは終わらない可能性を秘めていたと思います
このバンドに出会ったことで北欧のアングラシーンを探求しようと思いました
そういう意味ではもっとも罪深いバンドです

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