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MoonKings / VANDENBERG'S MOONKINGS
正直者(2019-02-05 18:45:07)
ホワイトスネイクはホワイトスネイクでも『RESTLESS HEART』の作風に近い。歌はカヴァーディルを意識したりと、劣化盤の『RESTLESS HEART』だから地味で眠たい音楽をやっている。
マニック・エデンの時はもっと若々しく躍動していた。ここまでオーソドックスなブルースロックのカヴァーディル風になるとはね。わざわざミュージシャン稼業から足を洗ったエイドリアンが復帰する事かと残念というか無念である。

そんな地味な無風ロックアルバムの中でアコースティック・ギターを使った曲ではヴァンデンバーグ時代を思わせる叙情性が顔を出したりと、数曲においてエイドリアンの枯れないセンスに巡り合える瞬間が救いだ。
頑張って良い面を探せば、グルーブ感の強いギターリフは魅力、独特のムードがやはりある、何か持っている男なのだ。

ブルースベースのロックなら、もっと他に聞くべきアルバムが沢山ある。それこそZEPやフリーで十分間に合う。ホワイトスネイクの初期も該当するだろう。むこうはもっと熱く勢いがある。そういうのを知っている耳には眠たすぎる。大人しすぎるんだよ。

でもこのアルバム以外と役に立っている。眠れない夜はこれを聞くからだ。全曲地味で聞いたことある雰囲気だから、退屈で3曲目で安眠だよ。
でも70年代のロックに触れていないなら案外大丈夫なのかもね?給料もらって称賛しないといけない編集員って大変だね。BURRN!だけは、他の音楽雑誌と違い歯に衣を着せぬ批評をすると思っていたが、今じゃ他の邦楽雑誌と同じで提灯記事ばかりだ。これ以上、インチキを掲載するなら廃刊したほうがいいよ。
こんなもの褒めてたら若者にバカにされる。彼らは賢く昔の事を気軽に検索できる。音楽だって無料で簡単に聞ける世の中だ。彼らに通用する意見を述べたいね。歳の割に耳がバカだと笑われたくない。

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