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独り言・・・
正直者 (2018-12-30 11:02:31)
年末に大騒ぎを起こした契約社員の末路。
結局、彼の訴えはコンプライアンス室からも退けられた。労務規則を扱う弁護士の先生からも軽く注意を受ける。そもそも、遅刻をくり返し会社に損害を与えている。同僚の注意の仕方にも高圧的な要素はなかった。むしろ、訴えを起こした方に、かなりの規則違反があるということで落ち着いた。
最終的に、彼が言い放ったのは「世の中のルールがおかしい」だった。
世の中には我々の理解を超えた発想の人間がいる。日常生活レベルでは、その暴挙は顔を出さずに済むのだが、SNSという場に置き換えた瞬間に、その傍若無人が現れる。
複数のアカウントを駆使し、手を変え品を変え、気が済むまで相手を痛めつける。悪意の矛先を収める術を知らないのが、若者ならいざ知らず、社会経験が豊富なはずのオジサンなのだから始末が悪い。
リッチーブラックモアじゃないが「DIFFICULT TO CURE」だよ。
年末に現れたトンでも契約社員の末路、私も年を重ねたせいか、憤りよりも憐れんでしまう。何を偉そうにと言われるかもしれないが、コミュニケーション障害と断罪するのではなく、手を差し伸べ救える場所を社会に設けるべきだと思う。
偏屈な思想は年をいけばいくほど治らない。そういう人間を沢山見てきた。若い頃を、そんな奴らは死ねばいいとさえ思った。
他人を軽蔑する思い上がった人生。勝った負けた、己の自尊心を満たすため、自分が間違ってようとも論破出来れば良かった。
今でも、ジクジクと心に突き刺さる、しょーもないことなのに、苦々しい思い出がある。謝罪したいが、もうその相手は、この世にいないのだから。
自らの非を認め頭を下げることの重要性を知っている。相手を受け入れ寛容になる尊さを知っている。ちっぽけなプライドを誇示する愚かさを知っている。
最後の最後までカッコつけた契約社員の末路。後味の悪い御用納めに見舞われた。
自分のものでもない、ましてや頼まれてコメントの残しているのでもない。HNさえ登録すれば誰もが自由に書き込める素敵な場所がある。
言い訳するくらいなら最初から言わなきゃいい。見苦しい…掛ける言葉も見つからない。関わり合いは御免被りたい。
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