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Girls With Guns / TOMMY SHAW
MK-OVERDRIVE ★★ (2018-08-21 08:04:59)
前年のKilroy Was Here及びMr. RobotoでSTYXに見切りを付け、結果的に本作発表後脱退してしまう切っ掛けとなった84年・TOMMYの1stソロ作品。
プロデュースはJOURNEY、ASIA等を手掛けたMIKE STONE。同時期に真っ向からぶつかり合ったDENNIS DEYOUNGのソロ作に対して、全体にはシンセを多用したハードポップとはいえギタリストであるTOMMYだけにロック色が強く、のちに合流するJACK BLADESを擁するNIGHT RANGERにも通じるサウンドとメロディが耳に馴染む。STYX 時代の彼の作品から想像がつくものもあれば、破天荒な疾走ポップテューン1.の他、2.6.8.などそれまで見せなかったヘヴィ路線やソウルフルな面も披露。中でも1.~4.までの流れは何度でもリピートしたくなる。
ただ、3.みたいなバラード曲の良さは認めつつ個人的には1.の勢いを終盤まで持続して欲しかった気もする。そんな訳で煮詰める余地はあるのだが1stソロとしては上出来だ。☆2.4個。
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