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今日の10曲
失恋船長 (2017-11-27 16:16:57)
『俺達Shrapnel系』10選

①Jason Becker - Altitudes
不治の病に侵される天才ギタリストジェイソン・ベッカーの1stから
コブシの効いた扇情的なフレージングにグッときます
爆発するネオクラフレーバーと
ジェイソンならではのトリッキーな妙味
16歳の若さでCacophonyとしてプロキャリアをスタートさせた実力に疑いはない
天才肌のギタリストでした

②中間英明 - Point of No Return
強引なまでのアタッキーな速弾きから
情感溢れるメロディックなフレージングまで
多義に渡るメロセンスで魅了する日本を代表するネオクラギタリスト
今作はまさに
中間英明の魅力を集約したインストプレイだと思いますよ

③David T Chastain - Now or Never
ChastainにCJSSと自身がリーダーを務めるバンド活動の傍らで
リリースしたソロアルバム第一弾
他の活動との違いは明確ではないが
ここでも剛毅な叙情派路線の音楽性で魅了
今作で聴けるセンス溢れるリードプレイは実に魅力的です


④Joey Tafolla - The Summon
壮大なイメージが思い浮かぶインストナンバー
不穏な空気と言うか神秘的な響きが印象的です
マカパインのフレーズの組み立て方も影響大か
ジョーイの速さだけではないタッチにも刮目せよ

⑤Joe Stump - Paganini's Revenge
のちにガス・Gの師匠として脚光を浴びる事になるとは
苦労人で知られるアメリカ人ネオクラギタリスト
パガニーニに捧げたと言われるクラシカルフレーバー全開の一曲
かなり粗引きな音像だが精度の高いジョーのギターを堪能出来ますよ


⑥Marty Friedman - Namida (Tears)
日本人の感性に訴えかけるメロディセンスが爆発
繊細なメロディを紡ぐギタープレイに持って行かれますね
1stソロからのチョイスですが
他には攻撃的でスラッシーなインストナンバーが多数収録されている名盤です
ドラムはディーン・カストロノヴァ

⑦Richie Kotzen - Jocose Jenny
デビュー作はShrapnelからという今では以外でしょうね
テクニカルなスウィープなど速弾きもありますが
彼のタイム感を損なわないプレイを見せています

⑧Vinnie Moore - Saved by a Miracle
ここではネオクラギターを披露していますが
出自は完全にジャズやフュージョン系
それ故に正確無比なギタープレイがインギーのモノマネぽいと揶揄される形に
ここで聴けるエモーショナルなフレージングと
完璧なプレイを聴けばモノマネでない事は明白ですね
派手なドラムはトミー・アルドリッチ
キーボードで参加はやはりマカパインです


⑨Michael Lee Firkins - Runaway Train
ファインガーピッキングを中心としたギタープレイが革新的だった
マイケル・リー・ファーキンスのソロ第一弾
フュージョン風味のロックサウンドってのも新鮮でしたね
皆がネオクラギターに飽きていたというのも手伝い話題になりましたね

⑩Tony MacAlpine - Edge Of Insanity
インギーよりも凄い奴がいると言わしめた
トニー・マカパインのソロ第一弾
クラシック畑出身であり
その素養を遺憾なく発揮した本物のクラシックフレーバーを楽しめます
華麗舞う彼のギターは本当に凄かった
今作のリズム隊はビリー・シーンとスティーブ・スミスってのも豪華ですね

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