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Jugulator / JUDAS PRIEST
地獄葬戦士 ★★ (2004-03-29 01:48:00)
「PAINKILLER」から約7年ぶり(!!)に発表された鋼鉄神の復活作。
率直に言って曲の出来は往年の作品に比べれば劣ると思う。
殆どの曲に付属しているイントロのCE等も余計に感じるし、このバンドの売りの一つでもあったギター・ソロのメロディも心に響かない。
しかし、リッパー・オーウェンズがロブの穴を埋めるにふさわしい実力者であったため、素直にJUDAS PRIESTが戻ってきたことに喜びを覚えたのも事実。
リッパー版「PAINKILLER」のような「JAGULATOR」、思わずリフに乗って頭を振りたくなる「BLOOD STAINED」、ヘヴィでブルータルな「DEAD MEAT」、ザクザクと刻まれるリフが心地よい「DEATH ROW」、引き摺るような重さの「DECAPITATE」、リッパーのハイ・トーンが素晴らしい「BURN IN HELL」、途中のツー・バス連打が印象的な「BRAIN DEAD」、リッパーの低音と高音を使い分けた歌唱が堪能できる「ABDUCTORS」、バック・コーラスとの掛け合いがかっこいい「BULLET TRAIN」、往年のPRIESTに近いサウンドを持った「CATHEDRAL SPIRES」と、全10曲ともヘヴィな仕上がり。
リッパーが不必要に高音スクリームを多用しているのが個人的には気になるが、このときの来日公演は素晴らしかった。
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