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Battle Cry / JUDAS PRIEST
夢想家・I ★★★ (2016-07-03 23:06:45)
2015年の「WACKEN OPEN AIR」でのヘッドライナーを務めた鋼鉄神の貫禄のパフォーマンスが収められたライヴ・アルバムです。
↑の方々がおっしゃっているように、たしかにロブのハイト-ンは全盛期に及ばないし、グレンも速いピッキングはしんどそうです。「ANGEL OF RETRIBUTION」の頃から、ライヴでは演奏のテンポを落とすのが定例となっています。しかし!その音から発せられる圧倒的な存在感の重みは、キャリアを積み重ねたベテラン・バンドならではの凄味を放っています。それを存分に体感出来るのはやはり、何と言っても初期の名曲 "Victim Of Changes" でしょう。まさに圧巻といえる迫力とドラマ性は、全く衰えを感じさせないどころか、驚く事に「IN THE EAST」のヴァージョンをはるかに凌駕しています。スピードを捨ててヘヴィネスに徹すれば、まだこれ程のパフォーマンスが出来るのです!
そして、本作のプロデュースに、あのトム・アロム氏が参加しているというのも、見逃せない点でしょう。
PRIESTのメタル・サウンドをバンドと共に作り上げてきた名匠は、ここでもズシリと腹に響くヘヴィで臨場感たっぷりなライヴ・サウンドに仕上げており、見事な仕事ぶりを発揮しています。
それにしても…もし、これから制作に取り掛かるというNEW ALBUMにも彼がプロデューサーとして参加するとしたら…なんて想像すると、また色々と期待値が上がってしまいますわぁ(笑)
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