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Good Trouble / REO SPEEDWAGON
やまねこ ★★ (2001-08-17 19:35:00)
HI INFINITYと並ぶREOの代表作である。
とかくHI INFINITYがREOの中で強調されるがちだが、80年代のREOはGOOD TROUBLEの時期が最も充実していたと思う。その奮因気が本作には、よく伝わってくる。本作は、以外にもバラード系の曲が少なく、ミディアム・テンポ~アップ・テンポのメロディアス・ロックンロール系の曲が多い。また、Kevin Cronin、Gary Richirth、Bruce Hallの嗜好の違いが明確なコントラストを生みだしており、アルバムのバランスが取れていると思う。旧A、B面の3曲目に収められているBruceの2曲(Girl With The Golden Guns、Be-Bop Hop)は、Back On The Road Againと並ぶ佳曲である。Keep The Fire Burnin'、Sweet Time、The Keyは、いかにもKevinらしいメロディアスな曲に仕上がっている。Garyは、Take On The Runの流れを汲むI'll Follow You、アコギ・ナンバーのBack In The Road Again、ギター・リフの印象的なStainless Nightといった佳曲を収めている。とにかく非常にメロディアスなので、爽やかで清々しくなってくる。名作である。
尚、アルバムは全米7位最高位。シングルは、Keep The Fire Burnin'が7位、Sweet Timeが26位を記録している。
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