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ARCHE / DIR EN GREY
お茶の間メタルパンクス ★★★ (2016-02-01 18:15:10)
DIR EN GREYはアルバムによってどんどん進化するが、このアルバムも例外ではない。一部の人は「原点回帰」とか「宗教色が消えた」などと言ってるが、個人的にこのアルバムは前2作(Uroboros, Dum Spiro Spero)と一括りにできるものだと思う。Uroborosがどこか中東的な雰囲気があって、Dum~がどこか和風な雰囲気があったのに対し、今作はどこか西洋風・キリスト教風な雰囲気があると思う。特に鱗、濤声、空谷の跫音、Behind a Vacant Imageなどにそれを強く感じる。確かに京のファルセットやクリーンが増えているが、それが逆にアルバムの世界観を不気味に引き立てている。また、ちゃんとThe Inferno、Revelation of Mankind、鱗などの激しい曲もある。
Uroboros、Dum Spiro Spero、ArcheをDIR EN GREYの宗教三部作として堂々と人に勧めたい。
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