この曲を聴け!
Larks' Tongues in Aspic / KING CRIMSON
ギターの国から2002.遺言 ★★ (2004-11-05 23:49:00)
もう何が何だかわけ分かりません(笑)。でもこれが素晴らしいんです!。いいんです!!!。by 慈英
一曲目のタイトル曲パート1は恐ろしいです。ちびっ子にこの太陽ジャケを見せながらこの曲聴かせたら絶対泣き出すでしょうね。だって僕でも怖くて夜には聴けないですもん(笑)。いきなり部屋のドアが勝手に開いて、熊か何かが襲ってきそうな恐怖心に苛まれます。怖っ。
「Book Of Saturday」と「Exiles」は一転美しい曲ですね。ウェットンのヴォーカルが胸にグッと来ます。「The Talking Drum」も怖いです(笑)。デヴィッド・クロスのヴィオラが特に。呪文のような旋律を終始奏でます。しかもちょっぴり日本風だから余計に身震いがします。なんだかこの音色を聞いていると「耳なし芳一」の世界を想像させます。うわ~!、耳がむしり取られるよ~!!!。
そして最後タイトル曲パート2は重金属工場のようなメタリックな楽曲です。後ろの方で聴こえるハンマーを打つようなキーン!、カーン!、シャーン!という音がメタメタしいです。
とにかくこのアルバムを聴いている間は色々なことを考えてしまいます。
人間が持つ全ての感覚に訴えかけるような音の世界です。
で、聴き終わった後には、すんげぇもん聴いてもうた!、と思うのだから凄い。
未聴ノ方ハ必ズ聴クデヤンス!!!。
→同意