この曲を聴け! 

政治に詳しい人、教えてください!
帰ってきたクーカイ (2015-04-18 23:30:09)
 「資本主義はもうどん詰まりに来ている」っていう本が売れているらしいですよ。
 実際に、報道ではもう国債にほとんど金利がついていない(日銀が買い占めてほとんど市場に出回っていない)とも言われてる。
 ↑でも言及されているけれど、株価2万円台だが、もちろん景気の良さが感じられるはずもない。プチバブルが生じている現時点でさえ。物価が一部で上がっていたりするしね。
 中国の経済成長も頭打ちの状況だし、おそらく日本も含め、右肩上がりの成長をいつまでも期待し続けるという時代は終わろうとしているのだと思う。

 TPPも資本主義のカンフル剤にはならない。今あるパイを早い者勝ちで食い散らかして、一時的にごく一部が多少腹を満たすだけで終わる。その結果、資源保全システム、農林水産業における生産・流通システムを、完膚なきまでに破壊し尽くす可能性すらある。

 そのように考えると、今この瞬間に歴史の転換点を迎えていることに気づく。
 何かが突然大きく変わるわけではない。混迷もいよいよ深まる一方。だが、(少なくとも日本では)飢え死にする人間が大量に発生し、社会全体に怒りが満ちているという状況でない形で、革命が進行中というのは、なかなかにスリリングだ。
 もちろん、革命を先導しているのは民主主義に対する無理解と無関心。そして、それに乗っかっちゃっている人たち。

 気づいたら言いたいことが言えなくなっており、聴いておくべき声に対し、他者から耳を塞がれているようなことがないようにしておきたい。

 あ、ちなみにアメリカでも日本でも、“中間層の為に”何かに立候補するような人間は、基本的にはいないんですよ。残念ながら。
 酷い人間なら自分の生活のために立候補しています。いくらかまともな人でも体制維持のために立候補していますね。体制を維持しないと社会が安定しないと信じているから。悪いことに(やはり日本では)数年前、某政権が体現しちゃったからね。何も決められない。何も動けない。一番、どうにかしなければならない時にね。

 税金をたんまり払ってくれている方々以外の、私のような人間は、何も言わず何もしないうちに気づいたら足元をすくわれていた、なんてことがないように、常に自分の権利を行使する機会を気に留め、事態の推移を注視し、何より自分の頭で考える、ということが必要だと思っております。
 多分蟻のように非力でも、数が集まりゃどうにかできることってあると思うよ。問題は、蟻並みの頭で動いていちゃ、ダメってことなんじゃないかな。
 蟻を馬鹿にしているわけじゃないけどね(っていうか、自分たちの“社会”の秩序を保ち、生活を維持することにかけては、蟻の方が優秀だな)。

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