この曲を聴け!
Manic Eden / MANIC EDEN
190 ★★ (2001-05-18 22:22:00)
エイドリアン・ヴァンデンバーグが、WHITESNAKE時代の旧友トミー・アルドリッジ、ルディ・サーゾと共に結成した興味深~いバンド。
ヴォーカルには、元リトル・シーザーのロン・ヤングを起用!・・・なんと渋くて魅力的なメンバーではないか!?・・・
ここで聴けるギターサウンドは、時代にとらわれることなく「昔」を感じさせる古臭いブルージーなもで、「音」自体も実に渋くてカッコイイし、また逆に新鮮でもある。
個人的には、何と言ってもオープニングナンバー「CAN YOU FEEL IT」のカッコ良さがこのアルバムのすべて!・・・この曲に関しては、細かい説明は無しに「とにかく聴いてみてほしい」のひと言。
1曲目が異様に目立ってはいるが、その他「CAN'T HOLD IT」や「WHEN THE HAMMER COMES DOWN」などもエネルギッシュで、独特の音楽センスがあります。
またブルージーな「RIDE THE STORM」や、キャッチーな「DARK SHADE OF GREY」などのバラードも聴き応えがあるし、ジミ・ヘンドリックスの名曲「LITTLE WING」を彷彿(って言うかそのまんま?)させる「DO ANGELS DIE」もまたこのアルバムのハイライトである!
ホワイトスネイクのラストアルバム「RESTLESS HEART」でもそうだったように、エイドリアンの出したかった「音」が、なんとなく分かってくるような気がする・・・。
それから、彼が関わってきたバンドのヴォーカル(ロン・ヤングを含めて)を見てみると、渋めの声が好みだという事もなんとなく分かる・・・。
それにしても、渋いロン・ヤングの声がこれほど良い具合にくマッチングしているのは驚きだ。元々、ロン・ヤングは大好きではなかったが、このアルバムでのハマり様とカッコ良さで、見直してしまったぐらい! ・・・ファンになりそうだ・・・
まぁ、楽曲的には「どっかで聞いたような曲」っぽいモノもあれば、「同じようなタイプの曲が多い」ってのもあるが、もう「そんなのはどうでもいいや」と思ってしまうぐらい・・・まじカッコイイぞぉ~!
個人的な好き嫌いは誰にでもあるが、特にこの作品は「好きな人は好き」「ダメな人は全くダメ」と、白黒はっきり出やすいタイプかも知れないね・・・
オイラは勿論好きざんす
→同意