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Fever / BULLET FOR MY VALENTINE
iaties(2013-05-26 00:09:53)
個人的な感想としてはかなり落胆した作品です。前作に少しがっかりした身としては次こそはと期待したから余計にそう思ったのかもしれません。曲のスタイル自体がシンプルにポップになったのは別にかまいませんでした。それよりも何よりも納得いかなかったのがメロディの弱さです。

例えば⑤の「Pleasure and Pain」はリリース前に「Who do you think you are」のタイトルでライブ音源がネットに流れていました。この二つを比べるとサビのメロディがかなり異なっていて、個人的にはライブ音源のメロディの方が印象に残りました。この変更はプロデューサーの指示で意図的なものなのかもしれませんが、こういったことがもし他の曲でもされているとしたらすごくもったいないなと思います。
曲はポップなのにメロディが弱いという点がとても自分の目には不思議に映りました。結果的にこの次の4thでメロディが戻ってきたのでまだ良かったですが・・・。

音作りはメタリカのブラックアルバムのようなどっしりした重いサウンドを、徹底した曲のシンプルさはプリーストの「British Steel」を想起させられました。
自分の中ではBFMVの「Fever」から「Temper Temper」への音楽的な流れはJudas Priest の「British Steel」から「Point of Entry」のように感じました。ということはそろそろ大きな一発を打ち上げてほしいんですが・・・。
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