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Close to the Edge / YES

vip侍 ★★ (2007-03-17 21:20:00)
72年、「Fragile(こわれもの)」の後に発表されたアルバム「Close To The Edge(危機)」。
たった3曲しかないのだが1曲、1曲が長く内容としては大満足である。(リマスターは7曲)
最初あまりのすごさに私の頭は「?」になってしまったが今では多少理解したつもりである。
すさまじい緊迫感で曲の長さを感じさせず、Yesの代表曲でもありタイトルチェーン「危機」
アコースティックな曲調で常に穏やかな気持ちにさせると同時にテンションが高い「同志」
プログレながらもハードロックで同志と同じくテンションが高く、牧歌的な「シベリアンカトゥール」
どれも水準以上を誇る捨て曲なしの歴史的名盤であろう。あのDream Theaterが影響を受けたのも納得できる。
Progressive Rockという括りでこのアルバムに並ぶのはAreaやMagmaなどのプログレの中でも実力派の名盤や
Pink Floydの狂気なども捨てがたいがクリムゾン・キングの宮殿しかないだろう。
…個人的な意見で申し訳ないが
クリムゾン・キングの宮殿の項目でも書いたが自分はあまり楽器面で苦労しない楽曲を作る
バンドがあまり好きでない。クラシックやジャズの時代までとはいわないがプログレやフュージョンの時代まで
時代を遡りたいものだ。正直メシュガーやモグワイ以上の実力があれば文句は無い。