この曲を聴け! 

恐怖の噂、戦慄の都市伝説
ニューアイランド (2006-08-17 12:06:00)
お待たせしました。
それではまず、こんな話は如何でしょう?(名前は仮名です)
・・・妹の復讐・・・
建設会社課長の田中さんは奥さんと小学3年生と1年生の2人の息子さんを持つ30代半ばの男性です。
そんなある日、夏休みに子供達をキャンプに連れて行こう言う事になり、休暇も取れたので早速行こうと言うことになりました。
ただ自分達だけじゃどうも物足りないと思った田中さんは、大学時代からの友人で高校教師の松本さんに連絡をとり、彼の家族も一緒にキャンプに誘おうと思いついたのです。
「そう言う事だけど、君達もどうかな?」すると松本さんが、
「喜んで行かせて貰うよ、うちも丁度夏休みに子供達を何所に連れて行こうか考えてたとこなんだよ」
と、田中さんの誘いに快く応じたのです。
そして、田中さん一家と松本さん一家は一泊二日の予定でキャンプ場にやって来ました。
川で子供達が元気で遊んでいて、その様子を大人達が川岸で眺めてます。
その様子を見ながら松本さんが、
「昔を思い出すなぁ」と言うと田中さんも
「そうだな、あの頃は本当に楽しかったな」すると、田中さんの奥さんが、
「高校の時由香とここに来た時の事、私今でも覚えてるわ」
すると、田中さんと松本さんは突然黙り込んでしまいました。
それを見て奥さんが、
「あっごめん、嫌な事思い出させちゃって」すると田中さんが、
「いいよ気にしなくて、君と由香の楽しそうな笑顔、忘れられないな」と言いました。
実は、田中さんは過去に、ある悲しい出来事を経験していたのです。
それは、田中さんと松本さんが大学生だった頃の話です。
田中さんには、由香さんと言う妹さんがいました。
と同時に由香さんは、田中さんの奥さんとは中学、高校と同級生で大の親友でした。
由香さんはひょうきんで明るい性格の持ち主で、本当に思いやりのある心優しい女の子でした。
その人柄から、由香さんは家族や友人はもちろん、色んな人に愛されてました。
しかし、そんな由香さんを悲劇が襲ったのです。
それは、由香さんが高校の卒業式を間近に控えたある日、由香さんは突然失踪してしまったのです。
必死の捜索が行われました。家族や友人達も懸命に情報提供を求めました。
しかし、それも虚しく最悪の結果が待ってました。
由香さんが失踪してから3日後、由香さんは学校近くの裏山で、遺体で発見されたのです。
何者かに性的暴行を受け、首を絞められて殺害されていました。
どうやら下校途中に襲われたようです。
それから10年以上経っていますが、由香さんを殺した犯人は捕まっていませんでした。
「俺は犯人を許せない、もし目の前の居たら殺してやりたいよ」
田中さんがそう言うと松本さんも、
「このままじゃもう直ぐ時効になっちまう。警察は一体何やってんだろうな」
すると松本さんの子供達が、
「ねえ、パパも一緒に遊ぼうよ」すると松本さんが、
「よし!じゃあ行くぞ!」と元気いっぱいに川の中へ飛び込んで行きました。
それを見て田中さんたちは「あいつ何時までたっても子供だな」と大笑いしました。
田中さんの奥さんがその様子をビデオカメラで撮っていました。
すると田中さんが「ん?」ある違和感に気付きました。奥さんが、
「貴方どうしたの?」と聞くと、たなかさんが
「松本の奴、何か様子おかしくないか?」しかし次の瞬間気付いたのです。
「おい!あいつ溺れてるぞ!」
川の中から松本さんが「助けて!助けて!」と必死に叫んでます。
「待ってろ!今行くから!」と田中さんが言った次の瞬間、「ガバッ」と松本さんの姿が水の中に消えたのです。
「クソッ」田中さんが慌てて川へ飛び込み、松本さんを引き上げたのですが、{残念な事に松本さんは既に亡くなってました}。
子供達の目の前で起きた悲劇でした。
「どうなってんだ?こいつ泳ぎは得意なはずなのに?」
それから3日後、松本さんの葬儀も終わり家に戻ってきた田中さん達。
喪服の背広を脱ごうとした田中さんに奥さんが、
「ねえ貴方」
「何?」
「ちょっと見てもらいたい物があるんだけど」
そう言うと奥さんはビデオカメラの映像を田中さんに見せました。
「これがどうしたの?」「この辺はどうでもいいんだけど・・・あっここ!」
それは、松本さんが溺れて助けを求めている場面でした。すると奥さんが、
「この松本さんの後ろに、女子高生がしがみ付いてるんだけど」
{なんとそこには、制服を来た女の子が松本さんにしがみ付き水の中に引きずり込もうとしてたのです}。
それを見た松本さんが、
{「これ、由香だよ」}
それは紛れも無く由香さん本人でした。
そして田中さんは確信しました。
{「そうか、こいつが犯人だったんだ」}

→同意