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ぼやき(インギーはオマージュでB'z、マシンガンズはパ○リ?)
泡沫 (2005-07-02 21:38:00)
オレンジレンジのパクリはネット上では有名。パクリを糾弾するサイトも出来ている状態。各種掲示板でも評価は最悪。
それでも売れてしまうというのはネットの影響力などそんなものという証明なんでしょうね。
日本のパクリ云々に関しては別冊宝島「音楽誌が書かないJ-POP批評」奥田民生&ユニコーン特集になかなか面白いことが書いてあった。
要点をあげるなら、①作品の音楽的達成度の評価 ②送り手(ミュージシャン)の主体性。
だそうだ。
さらに、日本人の「パクリ」がことさらに非難されやすいのは、「洋楽は本物」で邦楽より良い、「邦楽(J-POP)は偽物」で洋楽より悪い、といった、ある種の洋楽コンプレックスもからんでいるのではないかと思う(これはそういった傾向がある、というだけで、すべてがその通りだといいたいのではない)。
エアロスミスもレッドツェッペリンもビートルズもパクリといえばいくらでもいえる曲がある。本人たちが認めているものもある。それでも彼らは批判されず、B'zなどは批判されるのはそこにひとつ理由があるのではないかと。
さらに、彼らが元ネタにしているブルースなどの知名度もからんでくると思う。
もの作りで、無から有を生み出すことは実際には出来ない。特に現在の音楽シーンでプロとしてやっていくためには一人のソングライターが何十曲も曲を書かねばならない。そうしなければ食っていけないだろう。人生で五曲完全オリジナルの名曲を書いても、それだけではミュージシャンとしては生きていけない。ミュージシャンとして活動し続けるのは難しいだろう。
そうした中で、必然的に既存の曲を下敷きにして曲を作らねばならない状況というのは出てくると思う。B'zのような商業的にも大きなミュージシャンならなおさらだ。
故意に既存の曲を参考にしてヒット曲を作る場合もある。
パクってものを作るにしても、その「パクリ」もオリジナルに聞かせられる手腕が実力だといえるのではないか。それが上手かったといわれるのがたとえばサザンの桑田氏などだ。
もっとも、「だからパクってもかまわない」とは思わないけれど。
漫画やアニメなどでは、明らかにシーンやギャグなどをパクっている場合でも、笑ってスルーされる場合が多いようですね。これは漫画などの情報量から元ネタがわかりやすいからではないか、と思っているのですが。
現在の「パクリ」論争は、無理やりこじつけ、自分の知識量を誇示する道具に利用されたり、ただのイジメになっていたりする気もするので閉口する面もあります。僕はあまり露骨なパクリでなければそのアーティストが好きな曲などが見えてきて楽しめることもあるんですが。
文章力無いなぁ。変なことを書いていたら失礼。

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