この曲を聴け! 

自殺について
k.s.m.2 (2005-10-09 01:57:00)
本題とは少々違う領域の単語ですが、自殺“そのもの"の肯定/否定を論じるなら、これが一番早いかもしれません。
つまり、修復の余地も無い、絶対的苦痛の上での選択としては、少なくとも否定しきることはできない重みで存在しうる行動だ、と。医療の面では“ペイン・コントロール"で何とかすべき問題かもしれませんが……。
むしろ問題は、動機を抱かせる原因が“修復の余地も無い、絶対的苦痛"である、と本人に誤解させてしまうことが往々にして有り得る、ということの方ではないでしょうか。苦境を脱する方法が何らかの形で得られる(少なくとも、得られることを知りうる)はずのレベルの苦難に対しても自殺を選んでしまうとしたら、本人にとって、逃避であるはずの行為で苦しむ(以降の人生の可能性には敢えて触れません)わけだから、苦痛の収支決算が割に合いません。
“命の重さ"と言う場合、“社会的殺人の重さ"だの“個々人の倫理観"だのが絡んでややこしくなるので(子返しは絶対悪なのか、とか)、このくらい即物的な視点があっても良いのでは?
傍観者の立場で考えるなら、せめて悩み尽くせるまでは、(SINERGY3rdのインタビューでキンちゃんが言ってたように)概念だけを手元に置いて気持ちの安定を図る、というレベルで留まってほしい、とは思いますが。
>103-13
周りの人間に対する影響で測るなら、交通事故の方が罪科は重い、と個人的には考えます。自殺するのは本人からすれば“最も後腐れの無い復讐"でも有り得るので、個人の権利の侵害の程度は緩むでしょうから。
>103-14
物語の心中もので時に出てくる“転生思考"はどうなるのか、という気もしますが……。尤も、“先"に何があるか考えた時に、状況の改善以外の可能性を考慮出来ることこそが、うつ病ではない証拠として(極限状態の人には)有用なことなのかもしれませんね。
>103-15
9歳というと、体力で反抗できる歳でも、ステータス(成績を上げて先生に庇って貰えるようにする、とか)で逃げられる歳でもないので、結構追い詰められるものですよね。
いじめの内実としては、十代半ばの方が行為が苛烈にはなるものですが……。
……思い出したら辛くなりました。子持ちの方は、我が子の教育と防衛に努めてくださいね。
>103-20
上のレスと繋がる内容です。
経験的には、悪口はまだましな方でした(そのせいで、協調性の無い子、なんて通信簿に書かれるといい迷惑ですが)。宿題や試験でもらった細々とした賞品を取られる、朝礼など動けない状態で針や錐で刺される、鞄を壊される(本気でランドセル買い直させたい相手は居ました)といった、金銭面や身体の面でのいじめが辛かったです。私自身は何とか大人を引き出して逃げましたが、骨折させらせたまま泣き寝入りしたクラスメイトもいたとか。
そういうことがしたい子供にはCANNNIBAL CORPSEでも聴かせて抑えて欲しいものです。うむ。

→同意