この曲を聴け! 

猿真似と豊潤
定ちゃん (2002-11-27 16:09:00)
確かにそういう傾向はありますね。僕もパクリバンドは嫌いです。しかし、バンドや作曲をやろうと思えば最初は誰かの影響を受ける訳で、全くの「無」から編み出すのは不可能だと思います。
自分が好きな曲、コード進行、メロディ、フレーズ等を真似てみることから徐々に自分のスタイルが出てくる。その自分のスタイルが他にはない「オリジナリティ」溢れるものであれば良い訳で、結果的に自分の目指すスタイルがどこかのバンドと同じモノなら物真似と言われても仕方ないのかな、と思います。
でも、今の音楽界で新たなスタイルというのは難しいのではないでしょうか。
ざっと代表的なものを一例で挙げると、
ネオクラメタル=インギー、ジャーマンメタル=ハロウィン、プログレメタル=ドリームシアター、アメリカン=ボン・ジョビ・エアロ、メロデス=イン・フレイムス、スラッシュ=メタリカ・メガデス、ヘヴィネス=パンテラ、etc・・と他にもありますが、メタルに限って言えば、この辺の大御所から付かず離れずの曲を作ればそこそこ認められるみたいなモノはあると思います。
でもバンドマンって絶対誰かの影響受けてますよ。ヒット狙いじゃなくて結局「ハロウィン」みたいなのが実際やりたいからハロウィンみたいな曲を作るのです。
インギーみたいなクラシカルでメロディアスなギターが弾きたいから結果的にインギーみたいなギターになるのです。日本人は特にこの2つが好きでしょうし。
オリジナリティ=個性的過ぎるのを編み出すのはミュージシャンの才能で、それを認めるかどうかは我々音楽ファンなのです。だから偏見なしに色んなジャンルの音楽を聴かないと趣味が偏って個性を認める耳を持たなくなってしまいますね。

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