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【絶望音楽】を教えてください
絶叫者ヨハネ (2006-02-26 01:54:00)
そうですね、一口に絶望音楽といっても、「絶望の種類とその形態」にも色々なパターンがあるので結構難しいんですが、とりあえず幾つか典型的な絶望のタイプへ特化した作品を挙げておきます。まず第一弾は以下の面々。

激情系絶望音楽
Sentenced / 「Cold White Light」
ご存知「自殺メタル」のSentencedです。これは説明不要、絶望音楽の定番です。
割りと聴いて楽しめる(エキサイト)できるのがポイント。

宗教系絶望音楽
The 3rd and Mortal / 「Tears Laid in Earth」
音はゴシック系ですが、神秘性が段違いです。
北の大地の地下を流れる「母なる暗黒の大河」という雰囲気です。
「魂の暗夜」、信仰を失った修道士とか、神に見捨てられたと感じるシスターとかが味わう、
「魂の激痛」のようなものを感じます。
自分が絶対に救われない存在であるとを完璧に思い知らされるような
絶対的絶望の世界です。自殺よりさらに悲惨な状態を描いたような音です。

狂気系・宇宙系絶望音楽
Klaus Schultze / 「Irrlicht」 「Cyborg」
ドイツの実験型プログレ、初期型シンセ&オーケストラによる独演ですが……。
これは基本的に拷問用音楽です。音色が発狂してます。これを聴き続けると寿命が縮まります。
砂の惑星に一人取り残されたとか、暗黒の地下牢に死ぬまで閉じ込められるとか、
そういうイメージの凄まじい孤独感と絶望感です。70年代のシュルツェ氏はまぎれもなく
音楽史上最悪(ほめ言葉)のアーティストの一人でした。
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