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Double Eclipse / HARDLINE
酒とバラの日々 ★★ (2004-06-12 04:09:00)
AORに傾斜しかけていた音楽性、あるいは真相は知らないけどジョン・ウェイトとニール・ショーンの不仲説もあって、バッド・イングリッシュは
解散してしまいます。ニール・ショーンはよりロックなアルバムである今作をリリースしますが、今作はアメリカン・ハードロック・アルバム
としては最高水準にある作品だと思います。
さすがに経験豊富なミュージシャンたちによる作品だけあって、ハードロッキングながら非常に洗練されて落ち着いた印象を受けます…
もともとロック志向の強いニール・ショーンなので、あくまでAORというカテゴリーから抜け出せなかったバッド・イングリッシュに
ニールが魅力を感じなくなってしまったのはムリもないかな…
でもハードラインは、バッド・イングリッシュから横滑りのニール・ショーン、ディーン・カストロノヴォという「職人」による音楽。
ヴォーカルはまだ若いんだけど、アメリカン・ハードにマッチした爽快な声質で大健闘。
…あと、よく言われますけど「ラヴ・リーズ・ザ・ウェイ」という名曲が収録されているのは日本盤だけなので、購入されるなら日本盤を是非。
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