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2003年NW掘り返しの旅(-_-)
HIGASHI (2004-02-08 22:36:00)
これってB誌今月号の特別企画のもじりなんですけど、僕の20数年間抱えているメディアに対する疑問でもあるのです。
確かにMAIDENはあのムーブメントの中では抜きんでた存在だった。唯一一般的な音楽ファンの間でも認知されていたバンドでもあった。彼らが80年代の羅針盤であっただろうし、次世代のHELLOWEENサウンドにしても多大な影響をMAIDENから受けているのは事実だろう。確かにMAIDENは偉大だ。
しかしでも待って欲しい、彼らだけが唯一偉大で素晴らしいバンドであり、その他はどうでもいいのか!
彼らを持ち上げる度に見え隠れするその他のバンドへ対する軽視は20数年間変わっていない。一人の優等生とその他の不良達かい!?じゃあNWOBHMから強い影響を受けて大成功したMETALLICAはMAIDENからしか影響を受けてないとでも言いたいのか?
今回のこの記事を読んではっきりと自分の中で分かった事がある。それは僕は当初MAIDENが嫌いだと中学生の頃思っていたが、実はそうではなく、MAIDENばかり持ち上げるメディアが嫌いだったんだ、という事。
もちろん今回の記事の主旨がヨーロッパ程盛り上がらない日本のMAIDEN熱に対しての物であることは理解しているし、揚げ足をとるために書き込んでいる訳じゃない。
日本とヨーロッパのHMに対する感覚はどんどん離れて行っている、っと感じているのは同感だ。なぜここまで離れてしまったのか、どうしたら方向修正できるのかを論じてからではないといくらMAIDENを一生懸命持ち上げたところで、「馬の耳に念仏」なんじゃないの?
理解なんかできないよ、ちゃんとした土壌の説明しないと。なぜヨーロッパでは若いファンがつき、日本はつかないのさ。ついたってその方向性がヨーロッパとずれていたんじゃだめじゃない。
だから日本は今どんどんヨーロッパで支持されているバンドから軽視されてるんじゃないの。MANOWARの“WARRIORS OF THE WORLD"で描かれている日の丸の位置が象徴してるよ。その程度にしか見られてないのが現実。
PUREなHMを軽視したから今の事態を招いている。だからMAIDENが苦戦する、そう思うよ。

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