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ベースの無い音楽
YOSI (2003-03-05 02:31:00)
僕はドラムをやってます。そしてロックもやりますがジャズがメインです。ベーシストではないですが、ドラムはベースと密接な関係があります。その経験からいうと、ベースの意義は、
1.「耳に聞こえる音」というよりも「体で感じる音」という感じで、メタルの場合は特に低音で響く振動として、メタルの重低音と音圧を支えている感じです。無くなると、一気にスカスカな印象になります。
2.リズムの中核はドラムと思われがちですが、実はベースです。バンドのメンバー間ではベースの音をかなり頼りにして、自分のリズムを確認しているところがあります。ドラムはリズムを増幅して聴き手に届ける役目であって、リズムの芯はむしろベースだと思います。
3.知り合いのベーシストの言ですが、「ベースはリズム楽器でもありメロディ楽器でもあるんだ」と言っていました。ドラムといっしょにリズムも刻めば、ギターのようにメロディアスにも弾ける。リズムとメロディの接着剤も果たしているともいえるかも。まとめると、僕はベースは「楽曲の骨格」みたいな感じで、表面的に見えにくいけど、それが無くなれば音がばらばらになってしまう感じです。他のバンドメンバーこそベースの存在を最も有難く感じます。
特にジャズなんかは、音圧が低く隙間を活かす演奏のため、ベースの役目がわかりやすいです。ベースとVoだけの曲も結構あります。
これは部外者の意見なので、本職のベースの方にもっと的確な意見をお願いします。ただ、僕はへたっぴなドラマ-として、上手いベースの人に引っ張ってもらってる経験から、べ-スの有難さを書きました。
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