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ロックンロール
うにぶ (2003-03-01 12:07:00)
そもそもロックンロールとは黒人音楽であるR&Bやブルーズ、ジャズなんかを基盤に云々…とか語れるほど音楽通じゃないので、簡単に説明しますと、「ロック」と「ロックンロール」と分けてわざわざ言った時には、《ロール》しているかどうかが重要なのではないでしょうか。エアロスミスあたりが、「最近のバンドはロックしてるけどロールしてない」みたいなことを言ってたような…違ったかな?(^^;
つまり、その音楽を聴いて腰が振れるかどうかということです。スウィングしている、腰にクるグルーヴがある、ファンキーなノリがある、ツイストしたくなる、揺らぎがある…言い方はなんでもいいですが。
元はロックンロールがロックのことであり、'60年代後半あたりからどんどん新しい要素が追加されて【ロック】という大きなジャンルの中で細分化が進み、ハード/プログレッシヴ/モンド/グラム/パンク/ニューウェーブ/ヘヴィメタルetc...と分かれていったわけです。でも呼び方は色々あっても、その中にみんなロックンロールの要素は生きてますから、どれもロックンロールと言える音楽ではあるんですが…。
純粋にロックンロールとはどんな音楽かを知りたければ、'50年代の元祖ロックの巨人たち、チャック・ベリー、リトル・リチャード、エルヴィス・プレスリーなんかを聴いてみてはいかがでしょうか。廉価盤でベストがたくさん出てますし、中古でも見つけやすいです。
で、デスロールなんですが…未聴なので詳しい説明ができませんが、最初はスウェーデンのデスメタル・バンドだったエントゥームドが、デスメタルにロックンロールの要素を持ち込んだのに対して、「DEATH N' ROLL」なる呼び方がされたと記憶しています。デスメタルに限らず、メタルってけっこう直線的なリズム/リフが主体ですよね?
デスメタルの猛烈なスピードを、ミドルテンポでロックンロール的なノリのものに変えたんじゃないかと推測しますが…もっと言えばヘヴィなロックンロールにデス声入れただけかも。金に余裕ができたら買ってみます(笑)。
で、チルボドなんですが…すいません、これもまだ新譜買ってなくて(^^;
でも聴いてみてどうですか?
たぶんあんまり「ロール」している印象はないんじゃないかと思います。彼らの過去のアルバムは、グルーヴィな感じよりもストレートな突進力の方が強い印象でしたから。ヘッドバンギングしたくはなっても、横ノリなグルーヴはほとんど感じられないないことでしょう。恐らく言葉の響きが気に入って「デスロール」としただけなんじゃないでしょうか。
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