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2000年以降の名盤
Usher-to-the-ETHER (2007-05-27 21:17:00)
SIGH「Hangman's Hymn」(シンフォニック・ブラック)
一言で言えばリフやリズムがスラッシュ色が強いシンフォニックブラックなんですが、
ありえない位にスケールの大きいシンフォ要素が圧倒的な超名盤。勿論それだけでなく、
バンドサウンドやデスヴォイスもしっかりかっこよく、全く隙の無い音作り。
どの曲においても劇的という言葉では全く足りないくらいに凄まじくフックあるメロディが
登場するため、クサメロ好きにもお勧め出来ると思います。また、アルバムを通じて
ある曲の主題が他の曲でも使われて楽章(曲)同士が相互に関連し、ドラマ性を演出する
作風なので、音だけでなく展開の面でも「クラシカル」と言えるかもしれません。
全曲が素晴らしいアルバムなんですが、特に最も重要なメロディが最も劇的に使われる
タイトルトラックの「Hangman's Hymn」、そのメロをギターリフに使った、血が滾るような
名曲である「In Devil's Arms」は必聴。ブラック、スラッシュ、シンフォ、劇メロの
いずれかの要素が好きであれば、感動が約束されたような凄まじい作品だと思います。
本当にびっくりして、それ以上に感動してしまいました。まだメタル聞き始めて数年ですが、
この衝撃は今までの音楽人生でトップ3に入るかもしれません。ほんと凄いです…。

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