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Toys in the Attic / AEROSMITH
殺戮の聖典 ★★ (2006-03-18 10:00:00)
ロック界にAEROSMITHの名を知らしめることとなった'75年発表の出世作(邦題は「闇夜のヘヴィ・ロック」)。
プロデューサーは前作に引き続きジャック・ダグラス。
これまでに発表した2作とは比べ物にならないほどハイ・クオリティ&ハイ・テンションなロックを聴かせる名盤である。
バンドのハード・ロック宣言ともとれるタイトル曲「TOYS IN THE ATTIC」、スティーヴンのラップ調ヴォーカルとファンキーなギター・リフが印象的な超名曲「WALK THIS WAY」、スティーヴンとジョーが美しいヴォーカル・ハーモニーを聴かせる「SWEET EMOTION」といった、今でもライヴで演奏される代表曲を始め、米産バンドならではのルーズな感覚がイカしている「UNCLE SALTY」、ツイン・ギターのハーモニーがクールな「ADAM'S APPLE」、軽快なジャンプ・ナンバーのカヴァー「BIG TEN INCH RECORD」、哀愁漂うメロディが秀逸な「NO MORE NO MORE」、まるでZEPPELINのようなヘヴィ・ブルーズ「ROUND AND ROUND」、オーケストラとの競演による感動の名バラード「YOY SEE ME CRYING」と、非常に高品質の楽曲が収録されている。
もし、「AEROSMITHで一番好きなアルバムは?」と聞かれたならば、間違いなく次作「ROCKS」か本作を挙げるだろう。
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