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METALLICAに関する署名運動について
ヤング・ラジオ (2005-02-15 23:05:00)
「セイント・アンガー」は原点回帰であった。それは市場を気にすることなく、セールスを気にすることなく、ファンの意見にも耳を傾けないという意味での原点回帰である。バンドの内部事情を考えれば、確かに奇跡に近い復活であったと僕は感じる。
彼らの作品で唯一らしくないと言えば、やはり「ロード」「リロード」である。通称ブラックアルバムの予想をはるかに超える大ヒットにより、彼らは初めて方向性を迷ったのである。思えば彼らは前作と同じような作品を絶対に作らない。似たような作品に、仕上がらないのである。しかしブラックアルバムの流れを、何気なく「ロード」は引き継いでいる。そしてらしくない方法論で「ロード」はある意味未完成な形で完成され発売されている.....。
ボブ・ロックはメタリカにとってプロデューサーではあるが、それよりもメンバーのまとめ役であるという意味合いの方が強い。バンドがビッグになればなるほど、まとめ役の存在価値は高くなる。コアなファンが多いメタリカのファンであるならば、こんなことは容易にわかるはずである。自分達のやりたいようにやると原点回帰したメタリカが、ファンの意見に振り回されるとは僕には思えない。本当は何がファンの為なのかぐらいは、彼らならわかっているはずである。ファンの期待に答えるアルバムとは、あくまでも結果論であり先に考えるものではない....。「マスター・オブ・パペッツ」のパート2を作るとは、僕には思えない。迎合するバンドに未来が無い事は、歴史が証明している。くだらなすぎる.....。

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