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Somewhere in Time / IRON MAIDEN
ご意見番 ★★ (2005-07-02 07:20:00)
何となくメイデンを斜め聴きしてきた拙者の耳を釘付けにしたのがこのアルバムだった。
そして何よりもメイデンはスティーヴ先生のバンドであることを印象付ける作風である。
が、しかし、内容は全編を通して充実しきっており、非のうちどころがない珠玉のデキ。
発売当初、一部のヒョウロンカからコケにされたというのが全くもって信じられません。
また、一般にエイドリアンの貢献を評価する声も多く、確かに「WASTED YEARS」は
確かにイイ曲だ。何気にデイヴも「DEJA-VU」で頑張っていたりなんかするのも一興だ。
それでも、しかし、本作で誰よりも輝いているのは、やっぱり、スティーヴ先生だった。
冒頭の「CAUGHT SOMEWHERE IN TIME」はメイデン史上最強ナンバーと
言っても過言ではないし、「SEA OF MADNESS」のバキバキ音炸裂のプレイは何度
聴いても痺れるし、「HEAVEN CAN WAIT」はネアカではあるが疾走感に満溢れて
おり、「ALEXANDER THE GREAT」の仰々しさもトキにはイイもんでござる。
スティーヴ先生の仕事が充実すればする程、メイデンの楽曲の躍動感は増すのでござる。
ニコは遅れまいと、ひたすらその後を追いかければ「らしく」なる。今や昔の話でした。
→同意