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The Number of the Beast / IRON MAIDEN
地獄葬戦士 ★★ (2004-03-29 23:38:00)
MAIDENで一番好きなアルバムを挙げるとすれば、僅差で本作かな。
ポール・ディアノが脱退し、後任にSAMSONのブルース・ブルースことブルース・ディッキンソンを迎え入れてのアルバムだが、当時はMAIDENには合わないって叩かれていたのが今では嘘の様だ。
アグレッシヴなギター・ソロと間奏がかっこいい「INVADERS」、ブルースの伸びやかな歌唱とゆったり目の曲調から疾走する様が圧巻の「CHILDREN OF THE DAMNED」、ブルースならではの美しいコーラス・ワークの「THE PRISONER」、最も初期の曲に近い雰囲気を持った「22 ACACIA AVENUE」、タイトル・歌詞とは裏腹に明るくメロディアスな代表曲「THE NUMBER OF THE BEAST」、コーラス・ワークのハモリがあまりにもかっこよく美しい、個人的にMAIDENで一番好きな曲の「RUN TO THE HILLS」、珍しいシャッフル調ナンバーでツイン・ギターによるソロもかっこいい「GANGLAND」、圧倒的な構成美を誇るドラマティック大作の超名曲「HALLOWED BE THY NAME」と、全てにおいて隙が無い。
リマスター盤は、シングル「RUN TO THE HILLS」のB面だった、複雑な曲展開の「TOTAL ECLIPSE」を収録。
今の時代においても全く色あせることの無い、名盤中の名盤である!

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