この曲を聴け! 

No Parole From Rock'n'Roll / ALCATRAZZ
えりや ★★★ (2010-04-10 17:17:00)
いや、政則さんの「泣くがいい…声をあげて泣くがいい」にはホント笑わせてもらいました(全面同意的な意味で)。
当時近くの貸レコード屋が店をたたむというので、500円でこのアルバムを引き取ってきて死ぬほど聴いてました。初めて通して聴いた時は、最後のKREE NAKOORIEが終わる頃には呆然として口が開いてた覚えがあります。曲も歌もギターも何もかも凄すぎる。
まあ、純粋にサウンド的には何だか薄っぺらいし音こもってるしちょっとというかぶっちゃけ相当ショボいだろというか、皆さんの言われるようにリミックス版カモン!ですよね…。
しかしそれでもインギーのギター、これが19歳ってファーストガンダムのブライトさんが19歳とか冗談でしょってのと同じ位に凄い。凄いんですけど、でも後年のあの手癖にまかせた適当な速弾きのうんざりさを考えると、この天才の超絶プレーとガップリ四つに組んで全く引けを取らないグラハムの声の存在ってやはりとても大きかったと思います。このアルバムのグラハムの歌はホント好きです。力強く伸びやかで。素晴らしい!
そう言えば、後に彼が在籍したインペリテリのStand in lineのライブ形式のビデオクリップ(多分日本版か何か)では、観客が皆クリス・インペリテリとかそっちのけでグラハムばっかり見ていて、さすがグラハムぽっと出の小僧とは格が違うよなと思わされましたが…その後ジョーリンと組んだインギーのライブを武道館に見に行ったら、観客は皆ジョーリンほったらかしでインギーばかり見ていました(笑)。インギー恐るべし。
正直最近はグラハムもインギーもどんな音楽をやっているのか知らないのですが、どんな形でもいいからこのアルバムのような圧倒的な一枚をもう一度生み出して欲しいなあなんて思ってしまいます。
→同意