この曲を聴け! 

Of Doom and Death / SAVAGE CIRCUS
ドクトル・メタル ★★ (2009-10-23 00:03:00)
2009年10月リリースの2nd。
トーメンが抜けて、果たして前作レベルの楽曲をどれだけ並べられるか、というのがドクトル的な心配だったのですが…。これが、全くの杞憂。
一曲目タイトルチューン(「of doom and death」)で既に完全KO。
この曲つかみとしては完ぺき。
流麗なジャーマンメロディーを撒き散らしつつ、荒々しく勇壮に突き進むという彼らの基本路線そのもの(笑)。
また、サビ途中の「ancient demons are reaching out~♪」ってとこからテンポアップしてくあたりとか、「from beyond the other side~♪」ってとこでコーラス付けたりとか、ちょっと細かいけどドクトル的ツボという観点からも超鉄板だったりもして。
その後もテンションは一向に下がることなく、中盤山場にこれまた強力な5曲目「empire」。
バラード(これも結構良い出来!)はさみ、終盤に再びサビのコーラスが超印象的な8曲目「from the ashes」。
インストはさみ、日本盤はボーナスで後味軽めにするあたりは前作同様。
…、ピックアップして書くとこうなるんですが、アルバム全体の流れを良くしているのは、実はここに書いてない楽曲のバリエーションだったりもしたり(特に2~3、7曲目)。
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総じて、良く出来た楽曲、良く考えられた並び。
また、その楽曲は、パースエイダー風でもなく、アイアン・セイヴィアー風でもなく、
しっかり“サヴェージ・サーカス風"。
彼ら、前途洋々…そう願いたい。
ちなみに、買ったやつにはライブDVDが付いていまして、…。
これが、勿論良い内容なのですが、…。
イェンスが、…。
カンペらしき紙を曲間にワサワサやったり、
頭を下げてエアギターをかき鳴らしつつ、カンペを恐らくガン見してたり、
その他様々なタイミングでチラ見したり、…。
そう思って見ると、どことなく目も不安げに泳ぎ気味にも思えたり、…。
う~ん、かわいい奴。
というわけで、ファンは初回限定版を是非!!!

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