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Enter Deception / CELLADOR
ヤング・ラジオ ★★ (2006-07-15 15:45:00)
一部のメディアでは絶賛されながらも、BURRN!では58点を記録している作品。あなたは、どちらを信じますか?いわゆるリトマス試験紙のような作品である。
まあ今に限らずアメリカにもインディーの世界を覗けば、こういったバンドは存在する。ただ比較的メジャーに近い位置からデビューするバンドも出現し、確かに一種の流行りのような気もするが....。Vo.のハイトーン具合は当然キスクを感じさせるし、これが南米からだと案外すんなり絶賛されていたのではとメディアに対し意地悪も言いたくなる内容であるが、僕は結構お気に入りの作品である。それは元々こういったサウンドが好きであり、80点ぐらいの平均的な作品(言い換えれば何の印象も残らず、無難で何の面白みもない作品)を聞くぐらいだったらよっぽど魅力的に感じるからである。
雑誌等の点数なんて、所詮そこには何らかの圧力が働くわけで、ライターが本音を書けない事情を理解すれば、なんてことはないのである。もしレヴューの内容によっては、何らかの報酬があるのなら、僕だって作品の評価は変わるかもしれない。
アングラの1st程の衝撃はないが、質感的には近いものがある。世間でこの作品がどう評価されるのか、非常に興味深い。
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