この曲を聴け!
Out of Myself / RIVERSIDE
(゜△。) ★★ (2006-08-04 03:26:00)
Opeth?
...よくRiversideのレビューをみると、何故か必ず出てくるバンド...Opeth。
何故でしょうかね?
僕はOpethが好きで、彼らの作品でしたら、新譜(8枚目)と始めの2作以外、全て聴いたことがあります。
しかしどこをどうガンバって聴いてみても、やっぱりRiversideとOpethは別種です。
RiversideはぶっちゃけこのOut Of Myselfしか聴いたことがないのですが、このCDを聞く限りだと、聞いてて思い浮かぶ風景は、真夜中の海...(リバーサイドなのにね。笑)
一方、Opethは、海も川も全く思い浮かばず、思い浮かぶのは霧につつまれた森林ばかり。
つまり、ここでもうすでに、水と樹という違いが有るわけです。
更に、Riversideは淡々と曲が進むにつれてだんだん盛り上がっていく曲が多いようだが、どこかあがりきらず、途中下車を意図的に行っているように聞こえる。
一方Opethでは、あがるところはしっかりあがってくる。(デスボイス抜きの曲でも、抑える所はしっかり抑えるのが彼ら。)
あと、Riversideはもっとシンセやキーに頼っているように感じ、Opethはもっとアコギ、そしてピアノの方に頼っているようにも感じます。
...ボーカルが似ているという指摘もありますが、これもまた違う。
Riversideの方はもっとどこかハスキーな声で、高い声を出すときに、多少裏声調になり、なんというかダンディーでセクシーな(笑)声をだしています。
しかしOpethのミカエルの声は、ハスキーではありません。
曲に含まれる感情にしても、Riversideは1曲にあまり多くの感情を込めないのに対し、Opethは1曲1曲それぞれで、凄く多くの感情の変化を表現します。
...はっきりいいます。RiversideとOpethは、全くの別種です。
ただたんに暗いからという理由で近いといっているのだったら、暗い音楽なんていくらでもありますので、勘違いしないように。
...まぁ、両方とも素晴らしいバンドであることには変わり有りませんがね。笑
→同意