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Keeper of the Seven Keys: The Legacy / HELLOWEEN
なP ★★ (2005-11-06 03:41:00)
その昔、伊藤政則のラジオで聴いたStarlightによりゴミバンドと断じて無茶苦茶先見の明が無かった私ではありますが、以後の飛躍もろもろでこのバンドへの思い入れはある。マイケル・キスクの超人的な歌唱テクニックも凄かったし、アンディ・デリスの叙情的なハスキーボイスやソングライターとしての溢れる才能も素晴らしいと思う。
しかし、ごめんなー。今作もまたネガティブ意見だ。
Keeperだのコンセプトだのはどうでも良い。ただただ、メランコリックなブリッジからサビでメジャーキーになるメロディーの流れを聴くに付け、規定路線に当てはめてとりあえず作曲して、装飾アレンジメントでまずまずの曲に仕立て上げている感じがとても鼻に付く。ここ最近のアルバムでそこら辺は十分やってるし・・・少なくともDisc1は2曲目The Invisible Manがそこそこ好印象だけど全編通してそういう平凡な空気の連続だった。3曲目Born on Judgment DayのAメロとサビなんて、出来の悪いフォロワーを自分達で演じてるみたいでもう嫌で嫌でたまらない。
そもそもケミストリーがバシバシ闘うような生きているバンドじゃないのはもう覚悟してるし、最近の自分はThe RasmusやらSentencedなんかにハマっているってことで、自分の趣向も変わって来たのだと思う。
ちなみにHeloweenの中で私が一番好きなアルバムは、Judas Prisetの名盤Defender of the Faithに近い雰囲気を持つThe Time of the Oath。Powerに次ぐPowerって感じで、力をもらえたよなー。Chamereonだって「そりゃないよー」と思う部分はあるけどとても面白いアルバムだったと思う。When the Sinnerなんかいまだに大好きだけどね。
これからDisc2をワクテカしながら聴きますよー。

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