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Angel of Retribution / JUDAS PRIEST
霊夢 ★★ (2005-02-24 13:43:00)
ロブが帰ってきた「JUDAS PRIEST」
その事実は「IRON MAIDEN」にブルースが復活した時同様の大変喜ばしい出来事なのだが、ロブがいる「JUDAS PRIEST」の新作というだけでカルト宗教的敬愛の仕方や、
信仰みたいな形になるのだけはハッキリ言って御免だw
そこで、冷静にアルバムを見てみると、
アルバムの内容は過去の2枚煎じという分けでなく、
あくまでも今の「JUDAS PRIEST」のすべての力を注ぎ込んだ。そんなアルバムで有るのは確かだろう。
①、④、⑩と正に〝神〟と思える曲も有るのだが、
しかし、近年のグレンの趣味なのか、ただ単に重~いと言ったミドルテンポの曲が多く目立つ。
そこが今回の落とし穴のように思える。
『これが今現在のベストの「JUDAS PRIEST」の傑作だ!』と叫んでいる人もいるみたいだが、
全てを通して聴くと飽きてしますのが現実。
言ってしまえばアルバムにメリハリが無い。そう、起承転結が無いという事だ。
「JUDAS PRIEST」=「ペインキラー」と思っている人も多々いるだろう。
俺も「ペインキラー」は大好きだが、それは過去の名盤として楽しんでいるので、
「ペインキラー」を思い浮かべながら今回のアルバムを聴いたわけではない。
今現在の「JUDAS PRIEST」を楽しみに聴こうとしたのだ。
しかし、その結果が余りにも散々だったので少々辛口コメントをしてしまった。
10評価で点数を付けると『5』です。
好い曲も有ったけど、同じテンポの続く曲が多く飽きたという所が大きくマイナス点になっていたねw
年の功で何とか良い方向性にまとめてみた。そんな感じのアルバムでしたねw
→同意