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The Evil in Good / MACE
イヌスケ ★★ (2005-10-25 22:27:00)
シアトルの伝説的なクロスオーヴァー寄りスラッシュメタルバンドの2nd。
リーダーのベーシスト、ヴァーン・ホワイトによるジャケットのアートワークは本作でも冴えまくり。てか怖すぎ。夢に出そう。
MENTORSのライヴ盤のアートワークを手掛けたりと現在は画家として活動するホワイトだが、本作では前作以上にブッ飛んだベースを聴かせてくれる。
音のほうも前作よりスラッシュ色が濃くなり、前作同様デイヴ・ヒリスのギターが聴き所。
唯一の難点は安っぽい打ち込みによるオモチャみたいなドラム。
ドラムが迫力あるサウンドだったら本作は歴史的名盤になっていただろうに…残念。
BLACK DRAGONのオリジナル盤では何故か全曲に日本語タイトルが付いてました。
"Blonde Obsession"が"ブロンドにとりつかれて"、"Daddy's Girl"が"お父さん娘(こ)"だって。なんか可愛い。
コロンビアのインディレーベルから1stとのカップリングで再発されたが、残念ながら盤起こし。

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