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DERKETA
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Goddess of Death
/ In Death We Meet
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オールドスクールデス愛がヒシヒシと伝わってくる、アルバム最初を飾る作品。
10分の大作でありながら殆ど曲展開することなく延々とザックリ感あるリフをズルズルと引き摺り続ける。
スピードや曲展開に頼らないB級デスメタル路線は、デスメタル黎明期においても殆ど表舞台で活躍することなくマニア向けだったが
そういう演奏形態のデスメタルを円熟させ、現代に蘇らせた彼女たちのサウンドはとても貴重だ。
最近はベーシストは初期DEATHフォロアーバンドのGRUESOMEで活躍しており、尚更古学校死愛をすごーく感じるところだが
そろそろDERKETAの新作を作ってほしいと思う今日この頃だ。
kamiko!
★★★
(2020-10-24 00:48:19)
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In Death We Meet
米産デスメタル2012年作
1988年に女性デスメタルバンドで結成されて以降、フルレングスアルバムはGoddess of Death(2003年)くらいだが
この作品は、メンバーの脱退などからオリジナルメンバーが定まらないまま、NunSlaughterのメンバーがヘルプをしたり、
数か所でレコーディングした音源を組み合わせたりして、紆余曲折しながらの作品だったようだ。
それでいて、気持ち悪さ、霧かかった空気の緊張、死や血などデスメタルのあるべき曲想を、見事に表現した類い稀な傑作だったから凄い。
この盤はかなりの回数聴いた超愛聴盤だったが、ついにメンバーが固定し、オリジナルメンバーとしての作品を世に送り出したのが今回の作品だ。
天気の悪い闇夜に鐘の音が響き渡る景色が思い浮かぶ初っ端のイントロ部分に、血に塗れたドゥーミーなギターリフが入った瞬間、ボクは死体となり
そのデスメタルど真ん中の死の世界にイザナわれ、ひたすらスローにズルズルと死体を引き摺られていく錯覚に陥るのだ。
こういうデスメタルを聴きたかったというオールドファン長年の夢を叶えてくれた悶絶作品、墓場までご一緒したい神盤だ!
現在活動しているオールドスクールデスメタルバンドではボク的にはナンバーワンで、しかも女性だよ。今後の活躍をかなり期待している!
kamiko!
★★★
(2020-05-11 23:14:37)
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Premature Burial
/ Goddess of Death
→YouTubeで試聴
閉塞的な重低音と濃霧に見舞われるような女声デス声がツボ。
録音自体古く、80年代の表舞台に立たなかったB級デスのあの雰囲気が不気味に漂っており、味わい深い。
スピードやテクニックに拠らない雰囲気重視の作風で、それは全く独自の世界を創造しているから凄い。
初期BENEDICTIONを更に濃くした感触で、NUCLEAR BLASTあたりから当時次々に輩出されたB~C級デスメタルの、マニアにしか判らないと思われる味わい深さがこれでもかと詰まった感触が素晴らしい。
このアルバムには2種類の録音が収録されているが、どちらもそれぞれに良さがあり、一方はアトモスフェアな録音による濃密な世界が展開されている。もう一方はギターの音が格段に深みを増しており、悶絶必至である。
Kamiko
★★★
(2005-05-15 13:06:45)
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Goddess of Death
うわーっ!コレは凄い!!
B級のベタベタデスメタルを期待してたんだがとんでもない。とりあえず悶絶しました。
レディスデスメタルバンドなんですが、ヴォーカルのデス声が凄まじいです。かなり低音を効かせて吠えてます。決してオーソドックスな王道デス声ではないです。独特な個性派で、とてつもないインパクトがあります。
何と言っても強烈なのは、歪みまくってゴリゴリになっているギターである。他のバンドでは聴けない独自の音を持ってます。それが掻き毟るように這いずり回ってます!
曲はスロー~ミドルテンポの曲がメイン。他に似たようなバンドは殆どないと思いますが、強いて言えば、WINTERのような閉塞的な雰囲気に似てますね。濃厚なアングラ臭漂う録音状態も手伝って、非常にカルト色の強い作品になってます。
この作はこれまでの音源の寄せ集めですが、どの時代の音源も強烈な個性を放ちまくってます。濃厚なカルト色がかなり聴き手を選ぶと思いますが、こんな無名な個性派レディスバンドがいるとは驚きです。
敷居はメチャ高いと思いますが、WINTERやBATHORYのようなマニア向けのカルト色強い音が好きなヒトは、必ずや悶絶します!!
Kamiko
★★
(2005-05-11 22:47:00)
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