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Holy Light / The Front (火薬バカ一代)
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The Front (火薬バカ一代)


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Holy Light / The Front
力強い躍動感と、フックに富むキャッチーなメロディが同居した
アルバムのハイライト・ナンバーの一つ。
トミー・ファンダーバークの張りのある歌声が
楽曲の輝きを数倍引き上げてくれていますよ。

火薬バカ一代 ★★★ (2025-01-22 00:57:46)


Holy Light / The Front
力強い躍動感と、フックに富むキャッチーなメロディが同居した
アルバムのハイライト・ナンバーの一つ。
トミー・ファンダーバークの張りのある歌声が
楽曲の輝きを数倍引き上げてくれていますよ。

火薬バカ一代 ★★★ (2025-01-22 00:57:46)


The Front

デヴィッド・フォスター&ジェイ・グレイドン率いるAIRPLAYのリード・シンガーに抜擢されたことで、一躍音楽シーンにその名を知らしめたトミー・ファンダーバーク(Vo)と、ハワイ出身のフュージョン・バンドSEA WINDの中心メンバーだったボブ・ウィルソン(Ds)により結成されたAORユニットTHE FRONT。後にWHAT IFへと発展していくこととなる彼らが’85年に残した唯一のアルバムが本作となります。
グループ名こそ今一つパッとしないというか、あまり購買意欲をそそられる感じではないのですが、名手ダン・ハフ(G)やSEA WINDの同僚ラリー・ウィリアムス(Key)らがゲスト参加して仕上げられたサウンドは、AIRPLAY直系のキャッチーなメロディに彩られ、実力者揃いの顔触れに高まるこちらの期待を裏切らない見事な出来栄えを提示。時節柄というべきか、アレンジ含めて全体的にAIRPLAY時代に比べるとグッとハードにロックしており、トミーも持ち前の伸びやかな歌い上げのみならず、あえて声を歪ませたパワフルなハイトーンVoでもって楽曲をドラマティックに盛り上げてくれています。ダイナミックにアルバムの幕開けを飾る①、躍動感溢れる曲調にキャッチーなメロディが乗せられた②という名曲が連打される序盤の掴みは強力ですし、本編の締め括り役を担う⑧がバラードではなく、ダン・ハフのGが唸りを上げる爽快なロック・チューンという構成からも、本作が目指している方向性は明らかなんじゃないでしょうか。無論まかり間違ってもHMで括れるようなサウンドじゃありませんけどもね。
トミー・ファンダーバークの歌ウマっぷりが十二分に堪能できる隠れた名盤。国内盤は廃盤になって久しいので、ぼちぼち紙ジャケ・リイシューのタイミングではないでしょうか?

火薬バカ一代 ★★★ (2025-01-20 22:55:03)