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RECKLESS HEART (2024年)
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RECKLESS HEART
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解説 - RECKLESS HEART
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1. 火薬バカ一代 ★★★ (2024-09-09 23:57:42)

リトアニアに生まれ、現在はスウェーデンを拠点に活動するマルチ・アーティスト、マイケル・パレス率いるPALACEが'24年にFRONTIERS RECORDSから発表した5thアルバム。
FIRST SIGNALやCRY OF DAWNで彼の作曲能力の高さは知っていたものの、個人的にPALACEの1stと2ndに対する評価は「悪くはない」くらい。なので日本盤未発売に終わった3rdと4thを輸入盤買ってまで追いかける気にはなれなかったのですが、再び国内盤リリースが実現した本作を聴いて、キャッチーなメロディと煌びやかなKeyに彩られた80年代憧れ満載ハードポップ・サウンドの飛躍的なクオリティUPぶりに吃驚。収録全曲の曲作りは勿論のこと、プロデュースからミックス/マスタリング、更に全パートの演奏、果てはアートワークまで自ら手掛けるという、完全なる自作自演体制で作り上げたまさしく「入魂」の一作であり、中でも強烈なまでにフックの効いたコーラス・ワークに胸躍る③、タイトル通り聴き手を80年代へと誘うキャッチーな⑥、一瞬日本のシティポップかと思った⑨は、本編の魅力を分かりやすく体現するアルバムのハイライト・ナンバーじゃないでしょうか。
それらを歌うマイケルの歌唱力向上も著しく、初期作は「ソロ・プロジェクトだから自分で歌うのもありなんじゃない」程度の印象だったのが、ここでは他バンドにゲスト・シンガーとして招かれても全然おかしくない(歌一本で食っていけそうな)熱唱を披露してくれていますよ。
マイケル・パレスというアーティストの魅力がギュッと凝縮された、PALACE入門盤としてもお薦めできる1枚。こうなると未聴の3rdや4thにも興味が湧いてきますね。



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