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Call Me What You Want (2024年)
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Call Me What You Want
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解説 - Call Me What You Want
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1. 失恋船長 ★★★ (2024-07-03 03:39:25)

貴方へのオススメに知らんバンドが出てきた。ドイツの5人組、今作で4枚目。晴れてキングレコードから日本盤もリリースときました。それで、日本人のワタクシにオススメなんでしょう。ラストに9分越の大作も放り込んできましたが、サウンドはNWOTHMと呼ぶに相応しいスタイルを研磨、グラムなスリージーさもあるが、ドイツ産さんらしい生真面目さと欧州由来の叙情的なメロディ、親しみやすさハーモニーとツインギターが奏でるフォーキーさも加味されたメロディ、リズム隊も屈強なサウンドで後方支援、色んな要素を巧みに織り交ぜ、即効性のあるメロディックメタルスタイルを披露。どこか懐かしさもあるが、80年代から90年代に掛けてのメジャーメタルを下敷き、うまいことやり切っている。
古くさいサウンドなのだが、フレッシュな感性に彩られているのは後出しジャンケンだからこその負けない方式を打ち立て、聴き手を魅了。オマージュも隠し味に自分たちの主義主張に強いメタル愛を感じる。
今まで国内盤が見送られていたことが信じられないくらい、しっかりとした枠組みの中で縦横無尽に駆け抜ける。少々鼻につく面もあるが、今年がBON JOVIが原点回帰みたいなアルバムを作ったので、このバンドのような音楽にもう一度脚光を浴びせても良いだろう。

大胆に迫るメジャーメタルイズム。アメリカじゃないドイツというのが日本人にとっては優位に働くだろう。やはり湿り気がある方がシックリくる。①だってスライドギターが出てきても、邪魔じゃないというか目立たないというか、いらないのだが、テクニック的に申し分のないバンドが、自分たちの音をもって真正面から突破してきた気概に心打たれる。

何度か繰り返し聞けば飽きるのかも知れないが、過去の作品に触れたくなる出会いであった。これだからサブスクはやめられん。



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