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SEND AWAY THE TIGERS (2007年)
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SEND AWAY THE TIGERS
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解説 - SEND AWAY THE TIGERS
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. はっちゃん ★★★ (2010-12-01 09:23:53)

マニックスの本質  それはグッド・メロディだ。本人たちがどう思っていようと。
いくら自身のイデオロギーに忠実な主張を叫ぼうが、そこはやはりビートルズのお国許、無意識の
うちにキャッチーなメロディを創ってしまう。

本作は、それを認めたうえでの開き直り的に素晴らしいメロディが満載だ。過去にもアリーナ感を
感じさせる楽曲を多々生み出してきたマニックス。ようやく自覚したか。

パンクなスタンスでキャッチーなナンバーを放つ。こう書くとUSメロコアみたいに誤解されるかも
しれないが、奴らのようなセサミ・ストリート感はマニックスには無い。もっとロックなのだ。

久々にキャッチーでロックなマニックスが帰ってきた。嬉しいことだ。




2. 帰ってきたクーカイ ★★ (2014-06-24 20:47:31)

 2007年発表。多分8作目のスタジオ・アルバム。
 本作は、私の中でMANIC STREET PREACHERSというバンドに対しての想いの“輪”が閉じたアルバムだ。「閉じた」という表現は適切ではないかもしれないが、本作を初めて聴いた時、そう感じた。言いかえるならば「完結した」、「球形になった」という表現を用いても良い。
 正直な話、このバンドの作品は1stアルバムが最も好きだ。良い曲が揃っているし、思い入れもある。
 次に好きなのは5th、『This Is My Truth Tell Me Yours』だ。SONYが宣伝に使った、「Nobody Loved You」は名曲だと思う。
 その次に好きなのは7th『Lifeblood』。トータルで良く出来ている。
 だが、本作は1stを除き以上のアルバムを凌駕している。メロウで、エッジも効いていて、ハードでもあるマニックスが、ようやく聴けた。私がこのバンドに求めていた諸要素が、年を経たせいかずいぶんと穏やかな風情を漂わせつつも、やっと戻ってきた。そう思った。そのような意味で、輪が閉じたのだ。

 名作だ。
 しかし、本作以降の作品に対する興味が無くなってしまったという意味でも、輪が閉じてしまった。
 私の中で、マニックスはこの上なく最良な形で結末を迎えた。

 本作が、最終章でエピローグだ。



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