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Carmilla
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Live Explosion '88-'89
関東メタルシーンに詳しい知人から良いバンドと当時から教えて貰ったバンド。ギタリスト吉乃黄櫻さんの腕は確かではあるのだが、いかんせんダビングされたデモテープの状態が良くなく、そうとう回り回って知人も手に入れたんだなぁと昔を思い出しますね。
この女性のみで結成されたダイハードなメタルバンド。その音源がこうして世に出るとは驚きだ。
MCもカット無しということは、記録用の音源なんだろう。ベースのまなみちやんは、このライブをもって脱退と告知されたり、するのだが、湿っぽさはなく観客とのいい距離感での掛け合いがあったりと怒気を孕んだ音楽性との対比が微笑ましい。
ベースは唸りを上げスラップしてくる。ドラムは攻撃的なビートを刻み終始戦闘力の高いバンドサウンドをアピール。ギターは巧者、とにかくリフ・ソロ、リードプレイとバンドサウンドを司り見事な司令塔役をこなしているのだが、メンバーが抜けるのだがら、いろんな思いはあるのだろうなぁなんて思うのだが、そんな事はどうでも良い。
日本にもヘヴィメタル専門誌はあるのだが、当時からこういうバンドに冷たかった。いや日本のバンド全体に冷たかった。ましてや女がメタルをやるという差別意識。敢えて女という言葉を選んだのは当時のヘイト感覚を表現するためです。こういう実力者がもっと推されていたら昨今の現状は随分と変わっていたろう。無念である。そんな雑誌が高齢者相手に女性だけに括った別冊を売りつけるのだから、あれはなんの詐欺商法になるのだ?いきなりネモフィリア最高って嘘も大概にせいよ。段階があるだろう。助走なく最高はおかしいだろう。比較対象あっての賞賛だろう、いい加減にして欲しいね。しかも若い娘ばっかりだもんね。だから投資詐欺に遭うんだよ(大爆笑)
この音は80年代末期に録音されたライブ音源に+スタジオセッションと幻のデモ音源を収録という豪華な仕様。手直しされまくり差し替え横行するエセライブではなく、彼女達の力量がそのままパッケージされた生も生の本気ライブに興奮する。
良く聞こえないヴォーカルのバランスも会場にいるかのような錯覚を覚えるほどだ。
三十年以上も立ちようやく出会えた、カーミラの本気音源。これを聞かされるとケツを蹴り上げられる思いがあるのですが、ベースとドラムはWerewolf Babysとして2016年にフルアルバムをリリース。ミュージシャンとしては現役(ベースは脱退)、ギターの吉乃さんはXで発見出来ましたが、音楽とは距離をおいてそうなので、再結成は難しいでしょうが、彼女の手により復活した幻のライブ音源。
等身大の魅力をパッケージしたピュアメタル。今も昔も女性だけのバンドは下心のある男よりも気合いが入っていた。何より音楽に打ち込む姿勢が真摯だったと感じる。この音には本気しかない。
失恋船長
★★★
(2024-08-23 05:41:08)
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Live Explosion '88-'89
『イカすバンド天国』に出演し、女性メンバーのみで構成された陣容でも注目を集めた4人組HMバンドCARMILLA。終ぞアルバム・デビューを果たすことなく、80年代の国内インディーズ・シーンを駆け抜けた彼女達が、’88年から’89年にかけて残した秘蔵ライブ音源(①~⑦)や、コンピ盤提供曲(⑫~⑭)等を取りまとめて収録した貴重音源集がこちら。
女性メンバーのみと聞くと何やら華やかなサウンドを想像してしまいますが、このバンドが叩きつけてくるのは野郎バンドも裸足で逃げ出す迫力を有するゴリゴリのパワー/スラッシュ・メタル。BLACK SABBATHやSABBLABELLSからの影響を伺わせる白塗りのオカルト・メタルから、より過激なスラッシュ・メタル方向へとサウンドをどんどん先鋭化させていったという彼女達の足跡は、本編ライブ(神楽坂EXPLOSIONで収録)において披露されている楽曲にもガッチリと刻み込まれています。アマチュア録音ゆえプロダクションの劣悪さは相当なものとはいえ、唐突な「高木ブー」コールからスタートするヘヴィネス漲る③、怒涛の如く突っ走るパワー・チューン④⑦、バンドの代表曲たる⑤等々、収録曲のカッコ良さは音質面のマイナスを差し引いても痺れざるを得ないレベル。あと、せっかくVoがドスを効かせた声色でMCをこなしているのに、肝心の話の内容は案外可愛らしかったりする(?)ギャップや、物理的にも心理的にもステージと客席の距離が近いライブハウスならではの、バンドと観客の気の置けないやり取りにもほっこりさせられましたね。
大阪のVALKYRIEだって再結成を果たした昨今、CARMILLAの復活にも期待したくなるのが人情というものなのですが…いかがなもんなんでしょうか。
火薬バカ一代
★★
(2023-08-21 23:07:21)
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