唄の上手さと聴き手を想定して明確に焦点を絞り込んだ音楽性、全てが一級品である。このバンドで歌うのがマイケル・ジャップ。2000年に自主制作な形でソロを出しているのだが、この人は80年代にソングライターとして活動するマイケル・ジャップだと思う。 そうならばKISSのCreatures Of The Nightやポール・スタンレーのソロなどの楽曲を提供していた人物、そう思うと、ここで聴けるハイクオリティな楽曲に合点がいくのだが、なんたって詳細は分からない。これは似いているが確証がないので断言はしないが、いずれにしろ、唄モノAOR系のハードサウンドが好きな人ならば聴いて満足する一枚であろう。