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INTRINSIC (1987年)
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INTRINSIC
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解説 - INTRINSIC
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1. 失恋船長 ★★★ (2022-12-12 15:16:08)

アメリカンメタルの裏街道を走るガチムチのパワフルメタルサウンド、そして一筋縄ではいかない場面展開の多さ、そのドラマ性はストレートに突っ走るだけではない情景を浮かべメタル一大叙情詩を奏でている。
欧州的なフォーキーメロディも取り込み、メイデンよろしくと言わんばかりに起伏のある構成は聴き手の闘争心を煽るようなアレンジが効いており、その手のメタルが好きな人にはグッと燃えるモノもあるでしょう。
インディーズ盤ではありますが、録音状態も酷いモノではなく演奏もタイト。インストナンバーの③の次には3分を切るスピードメタルもぶっ込み、重厚さだけではないキレも魅せつけた。こういう演出がアルバムの流れとしては聴き易さを誘発、迫力不足の低音であろうが、妙な生っぽさのある演奏によりメタルの持つ、好戦的な魅力を抽出している。スラッシュメタルの台頭もあり、メタルバブルが吹き荒れる中で、一番苦戦したのがアメリカンパワーメタル勢だったかも知れない、それだけに、ターゲットは狭かったろうが、全8曲、どれもが魅力的で、オープニングナンバーからゾクゾクとさせられた。アナログではB面に一発目となる⑤もグッと燃えるメタルソングである。引っかかりのあるギターリフも効いているし、やはり構成力には目を見張るモノがある。アメリカのバンドだけに、ベタベタにはならないが、ドライ過ぎない硬質なスピード/パワーメタルは、必ずや日本にも需要があるはずなので、こういう作品は多くのマニアに知って欲しいですね。



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