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What's it gonna take / Living in fiction (失恋船長)
Living in fiction (失恋船長)


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What's it gonna take / Living in fiction
アルバムからシングルカットされた一曲
オリエンタルなキーボードがアクセントになっていますね
良いメロディと確かなパフォーマンス
耳に残りますよねぇ
プロデューサーはブルース・フェバーン
ミックスはボブ・ロック
ドラマーとして下積みを経験しているジム・ヴァランスがドラムを担当しています

失恋船長 ★★★ (2023-09-25 14:42:38)


Living in fiction

Storiesのシンガーとして知られるイアン・ロイドが立ち上げたバンドの1st。今作は国内盤の流通が無かったようで、そのせいもあり知名度が低いのだが、参加メンバーの豪華さとクオリティを考えると不思議で仕方が無い。本当に国内リリース無かったのだろうか?と首を傾げるのですが、まずはプロデューサーとホーンなどで参加するのがブルース・フェバーン、ボブ・ロックはミキシングも担当する中、ゲストとしてギターも担当、ボー・ヒルはオープニングナンバーを提供とやはりキーボードやギターでクレジットあり、さらにはジム・ヴァランスも大半の楽曲を手掛け、そのうち4曲はジムとブライアン・アダムスの共作、さらには当時、Torontoで活躍していたギターのブライアン・アレンも楽曲クレジットに名前があり、アメリカ人のイアンとカナダ出身のミュージシャンが共演する形になっており、正直、イニシアチブは誰が握っているのかと?不思議な気持ちになるプロジェクトチーム的な側面のあるバンドとなっています。ちなみにドラムのRodney Higgsがジム・ヴァランスです。なぜ名前を変えたのかな?本名はJames Douglas Vallanceなのにね。

これだけ、豪華メンバーが揃えば売れたんだろうと思うのだが、話題にならなかったと言うことは、そうでもなかったんでしょうね。
洗練された産業ロックサウンドの中でオリエンタル風味もまぶしたサザンっぽい③はゲイリー・オコナーの曲ですね。
ここでは琴みたいな音がアクセントとなり風合いを変えているのですが、Molly Hatchetの方が先にリリースしているので、聞き比べるのもお楽しみでしょう。

癖の無い歌声とそつの無い曲、大きなインパクトは無いかも知れないが、その口当たりの良さは間違いないですね。

失恋船長 ★★★ (2022-11-12 17:14:00)