2008年にリメイクベストをリリースした彼ら、今回は新曲3+リメイク2曲の5曲入EPをリリース。限定500枚というリリースだったので、今や入手困難な一枚なのだが2018年リリースのThe Definitive Part Twoという企画アルバムに丸々収録されることで容易に視聴できることとなりました。ありがたい話ですよ。サブスク生活の方ならば簡単にチェックです。
HIGH ROLLER RECORDSが絡んでいるのだから外すわけがないのだが、ここまでドンピシャの音を作り上げるとは驚きだ。ある意味、もっとも1stの世界観に近いアルバムを作り上げたのかも知れない。そのクオリティの高さは全時代を総括するものであり、メロディありパワーあり、疾走ありとメタルを愛するものにはとっては必要不可欠な要素を端的に盛り込んだ作風は、とても親しみやすいものとなるだろう。今年はクラシックメタルの世界にとっては豊作だ。
84年発表の1st。 1曲目のバンドのテーマソング「CLOVEN HOOF」は、かなりの曲者。 ミドルテンポが1分30秒ほど続いた後、急に静かになる。大抵の人がここで気を抜くと思うが要注意。そこから徐々に盛り返しを見せ、リスナーの気を再び引き付けた矢先、スピーカーから飛び出す狂気の咆哮 「エコエコゥ♪アザラク!」 思わず飲んでた茶を吹いてしまうほどのインパクトなのである 笑 収録曲は、前に発表したミニと同じくNWOBHM印のホンモノメタルですが、ツインリードのメロが強化され、更に輝きを増しています。 「LAYING DOWN THE LAW」「RETURN OF THE PASSOVER」等、どれを取ってもガッツポーズもののカッコ良さだ! エコエコゥ!