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Butcher Baker (Robert Hansen) / Born Under a Mad Sign (失恋船長)
Come and Get Me Sucker (David Koresh) / Born Under a Mad Sign (失恋船長)
Murder Castle Blues (H.H. Holmes) / Born Under a Mad Sign (失恋船長)
Freeway Madness Boogie (Randy Kraft) / Born Under a Mad Sign (失恋船長)
Most Evil (Fritz Harmann) / Born Under a Mad Sign (失恋船長)
Beltway Sniper (John Allen Muhammad) / Born Under a Mad Sign (失恋船長)


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CHURCH OF MISERY - 最近の発言
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Butcher Baker (Robert Hansen) / Born Under a Mad Sign
ロバート・ハンセン
数多くの女性を誘拐、強姦、拷問、そして殺人を犯したシリアルキター。アラスカで17人殺したことになっているが本当の数字はわからない。
ほかにも強盗や窃盗を繰り返す悪人に一ミリも憐憫の情などわかないが
キャラやストーリー的に物語性があるので映画の題材にもなっている
問答無用で死刑を言い渡したいがアメリカなので仮釈放なしの終身刑、禁固何百年ってなんかおかしい。
売春婦をさらい強姦、そして野に放ちライフルで狙撃。やすもんのB級ホラーさながらの人間狩りとは獣にも劣る所業だろう
拉致された売春婦が逃げ出し警察の保護を求めなければ犠牲者がどれだけ増えたか
見た目はひ弱なパン屋の男。そんな奴が殺人なんてやらないよという先入観。一番怖いのはここだよねぇ。


情け容赦のない地獄のスナイパー
狙われる女性たちの絶望的な心情も描かれているのだろうか?
いずれにしろトリップ感満載の暴力的なサウンドが支配している
荒涼とした大地
その先に見据えるは罪なき獲物
絶望的な情景を描いているように感じるが歌詞がわからないので想像でしかない

失恋船長 ★★★ (2023-06-27 11:22:25)


Come and Get Me Sucker (David Koresh) / Born Under a Mad Sign
デビッド・コレシュ
キリスト教の終末論を信奉するブランチ・ダビディアンの教祖デビッド・コレシュ
若いころロックスターに憧れハリウッドに出るも相手にされなかったという逸話がある
海外のドラマなどの題材にもなるエピソード
武装した信者たちはFBIや地元警察を交戦
最終的に乳飲み子や子供を含む数十人を自殺を図った愚か者である
なぜこんなペテン師に騙されるのだろうか?と考えるのだが
確かに雑誌の情報を丸呑みして誤った解釈を流布する馬鹿者をみるとあり得るなと思える

説法のようなナレーションが入る一曲
狂気のカルト集団が見つめる破滅的な運命をテンションの高いサウンドで演出しているかのようだ
なぜこの男は破滅へと向かうのだろう
朝枝の焼け付くような歌声がクールさを倍増
日本人云々で語られる必要のないヘヴィグルーブの凄みに息をのむ
先の読めないスリリングな展開
中盤から一気に様相を変える瞬間などテンションマックスだ

失恋船長 ★★★ (2023-06-27 11:18:34)


Murder Castle Blues (H.H. Holmes) / Born Under a Mad Sign
ドクター・ヘンリー・ハワード・ホームズ
殺した人間は200人以上と語られる伝説の殺人鬼。
尾ひれはひれついた逸話や伝記物が多いので真相は明らかにならないが
とにかく半端ない殺人鬼だ
自ら買い取った薬局の隣にホテルを建設
そこは彼が自由に徘徊できるようにトリックを用いり建設
宿泊者はそんな仕掛けがあるとも知らずに彼の毒牙にかかる
地下室に作られた拷問部屋、彼らは生きながらあらゆる苦痛を与えられたろう
殺人事件で逮捕されることはなかったが
別の詐欺で捕まったあとに事件が明るみになったというのだから恐ろしい話である。
ホテルの宿泊者が忽然と消えるなんて下手な都市伝説でしかないのだが実際に起こった出来事と感がると恐怖があふれ出してくる。


黒く濁る泥水のような悪意
その泥水ブルーズの濃度の高さに視界不良
強烈なアタック感と揺らめくヘヴィグルーブ
演者が一体となり奏でる焦燥感が地ベタを這いまわっている

失恋船長 ★★★ (2023-06-27 11:13:31)


Freeway Madness Boogie (Randy Kraft) / Born Under a Mad Sign
ランドルフ・スティーブン・クラフト
フリーウェイキラーの異名を持つ連続殺人鬼
とにかく許される要素を持たない最低のくず野郎。
起訴された殺人人数は16人だが、彼が手を染めた期間を考えたら何倍もやっているだろう
アルコールと薬で酩酊状態にしてから残虐の限りを尽くして殺すシリアルキラー
死体を高速道路に遺棄するからフリーウェイキラーなのだが
殺された若い男たちはみな性器が切断されていたという


フリーウェイキラーを題材にしているからかテンポが速めの曲だ
狂気の世界観をうねりまくる強靭なリズムがサウンドを牽引
ドラムもベースも大好きである
6分もあるのにあっという間に終わる印象がある
このバンドの力量はこういうところにある
歌詞の意味が分かればもっとこの世界に陶酔できるのだろうが
ワシは英語がさっぱりなんでねぇ
でも日本語にしたらかっこ悪くなるんだよなぁ
ギターソロもクール

失恋船長 ★★★ (2023-06-27 11:07:55)


Most Evil (Fritz Harmann) / Born Under a Mad Sign
フリッツ・ハールマン
ドイツのシリアルキラー。狙うは浮浪者や男娼などの若い男。
行為中に喉を掻き切り殺害。その毒牙にかかったものは24人にも上るというが実際はもっと多いらしい。
この男が恐ろしいのは、その殺害したものたちの人肉を食らったという逸話があること。
そしてその肉を売りさばいていたという都市伝説がある。
1920年代の話とはいえ想像するだけで気分が悪くなる。
食肉店で手に入れたスキルを使い死体の解体。なぜ彼が数多くの凶行に及ぶも逮捕されなかったのか?
警察の情報屋の顔を持っていたというのも恐怖であろう

地を這いまわりながらうねりを上げるヘヴィグルーブ
このバンドらしいカオティックな空気感がにじみ出ている
断続的に刻まれる狂気のグルーブ
日本人によるラインナップは正解だ
朝枝カムバックである

失恋船長 ★★★ (2023-06-27 11:02:21)


Beltway Sniper (John Allen Muhammad) / Born Under a Mad Sign
ジョン・アレン・ムハンマド

狂気の殺人スナイパー。証言では17人もの面識のない罪なき人々を殺害した男
元軍人で射撃の腕は一流だったといわれる。
子煩悩だったといわれる反面、離婚歴も多く、軍隊では上官への暴力が原因で除籍されている。
最後まで語られなかった殺害の動機。銃社会が抱える本質を提示している。
数か月わたり行われた犯行。いつどこで誰かが狙っているという環境で生きるなど日本生まれのワシでは耐えられんぞ。


ユラユラと蠢くヘヴィグルーブ
この陶酔感こそこのバンドの肝だろう
8分超えも苦にならないのは独自の世界観を極めているから
岡崎さんギターもかっこいい
朝枝さん復活も嬉しいニュースだ

失恋船長 ★★★ (2023-06-27 10:56:45)