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UNITED STATES OF ANARCHY (2020年)
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UNITED STATES OF ANARCHY
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解説 - UNITED STATES OF ANARCHY
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1. 火薬バカ一代 ★★★ (2025-03-07 00:26:05)

2枚のアルバムを残し活動を停止したEVILDEADが、再結成→再解散、からの再々結成という紆余曲折を経て’20年にようやく発表してくれた復活作(通算3作目)。
レコーディングには、フォアン・ガルシア(G)、フィル・フローレス(Vo)、アルバート・ゴンザレス(G)、ロブ・アラニス(Ds)、カルロス・メディナ(B)というメル・サンチェスを除く初期メンバーが集結。プロデューサーにビル・メトイヤーを起用し、アートワークは勿論エド・レプカ画伯が担当。イラストもお馴染みのハゲ・デブ・ブサイク三拍子揃ったオッサン・ミュータントが描かれており、一目でEVILDEADが帰って来た!と分かる安心設計となっております。
そして肝心の中身の方もパッケージに見合うだけのクオリティを提示。荒々しい吐き捨てVoと、グリップの効いたブッ太いGリフが忙しないリズムに乗ってせかせかと突っ走るOPナンバー①が始まった瞬間、90年代のエッセンスも飲み込んでいた2nd『UNDERWORLD』よりも、ストレートに突っ走る1st『ANNIHILATION OF CIVILIZATION』に寄せた作風であることが確信できるじゃないかと。実際のところスピードに関しちゃアホみたいに速いわけではないのですが(飽くまでスラッシュ作品としての話)、全9曲で収録時間30分台という簡潔な構成/硬質な音作り/切れ味鋭い楽器陣の演奏とが相俟って、体感速度は実際以上。特に押せ押せの本編にあって、テクニカルなソロを奏でる2本のGによる印象的なハーモニーが散りばめられた⑨は、アルバムの締めに相応しいドラマティックな名曲となっています。
このクオリティなら国内盤をリリースして欲しかった…と思わずにいられませんよ。



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