今のところデジタル配信しかされていない、短命に終わったLock up the Wolvesに伴うツアーのライブ音源。実は、今作はラジオ向けの音源であり、その為に9曲収録の52分という短いランニングタイムになっています。さらにはSpotifyでは聴けず、Amazonミュージックのアンリミテッドじゃないと楽しめない。うーん微妙だなぁ、そしてタイトル違いで同様の内容の音源が多数あるというカオス状態になっており、ディオを制覇するのは大変だと思う。あれは何とかしてほしい。金払ってダウンロードしたら死ぬど。
オープニングはLock up the Wolvesなのだが、これがフェードアウト、おいおい最後までやれよだし、選曲がここからベストオブDIOへと流れ、もはやLock up the Wolvesに対する面影のなさが好悪を分けるでしょう。せめてWILD ONEはやって欲しかったよ。この時代、ディオはステージ衣装をカジュアルなものに換え時代に合わせてきた、それだけに新作を楽しみたかったので個人的には残念だが、貴重なラインナップによるステージであることに代わりは無い。正直、このミックスで問題は無かったのか、色んな疑問はある。新しいアルバムから2曲しかない、キーボードもあまり目立たない、機材トラブルなのかバランスの悪さなのか、レコーディング環境なのか分からないが、それらも含めステージだと思っているので、貴重な音源を前に戯れ言はやめます。