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里見八犬伝 SATOMI HAKKEN-DEN
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里見八犬伝 SATOMI HAKKEN-DEN
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解説 - 里見八犬伝 SATOMI HAKKEN-DEN
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1. 失恋船長 ★★★ (2021-11-12 17:21:01)

1983年に角川のバックアップを受けてリリースされたフルアルバム。タイトルから分かるように映画『里見八犬伝』とのタイアップ的な効果を狙っていますよね。一応はイメージアルバムだとの事ですが英語で歌っているのでワタクシにはよく分かりません。そういう知識は横に置いて聴いて欲しいですね。ジョンのソフトな歌声を生かしたAOR調の唄モノアルバムはロックな曲も放り込みつつ、ディスコ調の曲もあるし、お得意のソフトケイスされたロマンティックナンバーまでとバラエティは豊か、彼の素直でクリアーな歌声を多種多様な楽曲を用いて堪能できます。個人的には①がハイライトなのだが、シリアスな空気の③もいいですよね。
彼の真骨頂は⑥だろうなんて声も聞えてきますが、映画の重要な場面で流れる楽曲だけに走馬灯のように名シーンが脳裏をよぎる方も多いでしょう。ダンサンブルでポップな⑦だって歌メロは魅力的ですよ、そこから⑧に流れる展開も素晴らしい、彼の力強さが際立っておりメリハリが効いています。ラストはメロウでロマンチックなソフトロックでクロージング、また頭から聴きたい欲求に駆られます。個人的には①が大好物なので、チョイチョイ聴くのですが、今作の再発は無いのが残念。
里見八犬伝は正規のサントラ盤はありますので、こっちにも光を当てて欲しいねぇ。ライセンスを角川が持っているのがポイントなのかなぁ。



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